タテジマとファイブアローズに魅せられて

　アニキの好返球。打撃ではデッドボールの影響からか調子が出ないのだが、９回の大きなファールフライをジャンプして捕球したように、できることを懸命にやった結果が連勝を生んだんだと思う。

　拙い守備もあった中、ボーグルソン投手は肩痛で降板したがストレートで押して行く投球に活路を見出したように見える。

　それにしても中村泰投手の内容、すごかったね。不幸なエラー？で１失点だったが堂々のヒーローである。これで先発を決めたんじゃないかな？それほどの投球だった。

　タイガースの投手のボールで分かっていても打てないものといえば球児投手のストレートなんだろうけど、中村泰投手のスライダーもそれくらいの威力なんだろう。

　笑っちゃったのは解説の工藤さんがアニキの打席で「どんな形でも金本選手にはランナーを返して『頂ければ』・・・」ってやたら丁寧な言葉でお話されていたこと。アニキってやっぱり凄いなぁ（笑）

　チャンスで結果が出ていないけど、今岡選手のつなぎのバッティング、今日は鳥谷選手のホームランまでつないでくれた。林選手の打った瞬間のボールが見えない素晴らしい打球がライトスタンドに突き刺さったことを点で終わらせずに線で結んだ見事なプレーだったと思うよ。

　それぞれの選手が出来ることを一所懸命やった試合だった。エンドランなんかもやっちゃって少しずつ変わって来ているのも出来ることを少しずつ。

　昨日はタイムリーで点が取れなかったけど、今日は終盤にタイムリーが出た。少しずつ打順をいじってきて、少しずつみんなで前進できるようになったところで苦しんだ５月が終わった。

　次は好調なファイターズ。小笠原とＳＨＩＮＪＯが抜けたとはいえ昨年のチャンピオンチームが相手だ。この２試合で変えてきたものを本物にするために、継続は力なりで戦おう。最初は形だけでもいい。続けて行くうちに本物になるんだからね。思い切って戦おう。

　お立ち台に今岡選手と桧山選手が立つ。背の低い桧山選手のほうが何故かベルトの位置は高い。はぃ、見なかったことにして気にしないで行ってみましょ〜♪今日は私のような野球素人が色々な人から聞いて何となく思っている技術的なことを書きます。あんまり自信ないけどね。

　いつもご覧下さいましてありがとうございます。

　ご本人様からご快諾を頂きまして、ＬＩＮＫに追加させていただきました。

　今回はお２人のブログを加えさせていただきました。
　

六甲おろしよ高らかに〜なんちゃってトラキチギタリストの生活雑感（とらうびこさん）

　勢いの中に笑いがあって愛情がある、とらうびこさんのブログ。文章のイメージとは違い、タイトルに物凄い気持ちが込められていると思うのは俺だけか？俺もタイトルにその日の記事の半分以上を注ぎ込むだけに非常に親近感を持たせてもらっています。

　考えてみれば阪神タイガースだって色々な曲を奏でるアーティストのようなもの。そこに音楽をされているとらうびこさんの感性がリンクしたら楽しいブログになるに違いない！！注目のブログです。


ＳＯＲＡＫＯ　トコトコ日記（sorakoさん）

　名古屋にいながらもタイガースと矢野さんを心から熱く応援するsorakoさんのブログ。きっと俺と同じで「名古屋（俺の場合は静岡）に住んでいるのに何でタイガースファンになったの？」と聞き飽きたくらい何度も聞かれていることでしょう。一度、関西のあかちょうちんで飲んでみてください。さらに聞かれますので。それはともかく、画像を丁寧に選んで毎試合アップして記事を書く。なかなかできるものではありません。美味いビールを飲むために「頑張れ！阪神タイガース！」って応援している姿が目に浮かぶようなブログですよ。


　そして既にリンクさせていただいている皆様方のご紹介記事はこちらの記事をご覧下さい。ご紹介内容が少々古くて申し訳ないのですが。。。

　このところ賛否両論の広澤コーチのブログに印象的なひと言があった。

　「勝ちたいです！」

　勝つためにコーチがいるんだろうが！と思われる方も多いと思うが、俺はこの言葉が凄く心に響いた。ひねくれた表現が多い中で、これほどストレートに届く言葉がやっと出てきた気がしている。

　「勝つんや！」、「勝ちたいんや！」の言葉で優勝した２００３年。それを思い出したわけでもないだろうが、一番根本的な気持ちをここで見ることができた。

　この試合、実に観戦に辛い試合であり、わざわざ東北から観戦に行かれているおんずさんには「これに懲りずにまた来てくださいね。」と静岡に住んでいる俺でも言いたくなってしまった。

　試合を見ていて思うのはチームの中が疑心暗鬼の塊になっているかのように見えたことだ。いや、首脳陣とかじゃなくて、お互いに「信頼」とか「（良い意味で）頼る」ことを忘れている気がしたのだ。

　それじゃいかん！！「なにやっとんじゃ！！」と言う前にやるべきこと。それはもう少しチームの選手を信頼してもいいんじゃないか？ということだ。

　試合は序盤に決まってしまうという繰り返しのような試合を見せている。杉山投手の立ち上がりの悪さも繰り返しになるのだが、それもそうなんだけど怪我で登録抹消された矢野さんがいないベンチ。狩野捕手にかかる重圧は相当なものだろう。

　せっかく走っている杉山投手のストレートを活かせなかった配球には反省すべきなんだけど、これを糧にしろ！としか言いようが無い。投手が悪ければ悪いなりにリードするのだ。狩野選手が素晴らしいものを持っているのはみんな分かっているのだから。

　昨日はデイビーが暴れたが、今日はジャン投手の投球が暴れてしまった。まったくこれではせっかく観戦に行かれたブロガーのsorakoさんが報われない。

　台湾から林選手のお母さんが来日されているとのことで、今日は林選手にセンターオーバーの当たりが出てよかった。それを１塁から駆け抜ける今岡選手！！・・・・・アウトかよ・・・・・惜しかったなぁ。守備は良くなっている今岡選手なんだけどなぁ。

　しかしやっぱり林選手のスイングスピードは速い！！これだから打席でワクワクさせてくれるのだ。

　本柳曰く「気合」なんだそうだ。アニマル浜口さんも気合の大切さを説いてらっしゃる。

　不可解なっていうか、ストライクコースの件でオリックスが荒れていたのだがタイガースは普段、セントラルを代表するＫという審判の“移動式ストライクゾーン”に慣れているせいか動じないで試合を進めた。

　本当に勿体無かったボーグルソン投手が打たれた一発。実際に甘く入っていたのはあのイニングだけだ。今日の敗戦は失投と言うよりも点を取れなかったことなので気にすることはない。むしろ来日最長イニングを投げたことは光である。

　林選手のお母さんが来日していたの？いいところ見せたかったね。８回は残念だった。普段の林選手ならもうちょっと飛ばしていたけど力んでしまったかな？でも明日はきっと打ってくれるでしょう。

　そして試合を見ていて思ったのは赤星選手の存在感だった。やはり外野の守備範囲というか、外野に飛んだ打球に安心感がある。

　実況ではローズに打たれた一発に対する赤星選手の追い方に疑問を言っていたがちょっと待ってよ！と。

　実際にこれは数年前に横浜スタジアムでも実践された赤星選手のプレーだったのだが、ランナーがいる場面で大きな打球が上がった。それをいかにも外野フライのような振りをしてランナーの足をなるべく止めておくという頭脳プレーだったりする。

　結果的にはそれ以前に頭上をはるかに越して行く打球だったのだが、プロの選手というのはこういった１つのプレーにも意味を見せるものなんだなぁと感心した記憶がある。

　代打のあとの守備では秀太選手が入った。藤本選手は一昨日のデッドボールの痛みが引かないのだろうか？ちょっと心配な場面でもある。大事を取っているだけなら良いが。

　交流戦では最初の１試合目が大切と言われる。そういう点では今日取れなかったのは痛いんだと思う。でも楽観視する俺としてはビジターでは悪くても１勝１敗で。甲子園で連勝すれば行けるんじゃねぇの？なんて思う。とにかく明日を獲ろう。

　というのは観戦日程の件。今年は交流戦がホームとビジターそれぞれ２試合ずつということで変則日程になっているのだが、その中でも明日からは会場も変則的になる。

　相手はオリックス（阪神はビジター）と千葉ロッテ（阪神がホーム）なのだが、この会場が金曜日が京セラＤ，土曜日がスカイマーク、日曜日が甲子園という『３日間で３球場でタイガースの試合が観れます』ツアーなのである。いやぁ、迷った。やっぱり迷った。

　スカイマークって良い球場だと行った人は口を揃えて言う。確かに交通の便で言えば少し離れているのだが球場は良いらしい。行ってみたい気もする。

　でも行かない。それはと言えば、やはり甲子園が好きだから。そんだけ。

　オープン戦とかだったら行きたくもなるのだが・・・・・いや、スカイマークで試合を観てみたいのだが、それでも同じ遠征するなら甲子園がいいなぁ。と思うわけだ。

　こう何度も何度も甲子園周辺に行っていると馴染みになることができた店も増えてくる。それがまた良くて通ってしまう。

　確かに今年の観戦予定を立てる際に、最初に予定したのはこの週末の３連戦だった。だがしかし！そこで踏みとどまらせたものは・・・・・京セラドームのレフト下段を取る自信が１００％無いという点だ。やっぱり外野で応援したいからねぇ。そんなところだ。スカイマークってレフト外野ってどうなんだろうね？

　というわけで、今週末は観戦に行かない。テレビで見る。でもその分は・・・・・意外に何かを企んでいるのだが。

　下さんが投げて主力も若い選手も打って。点差は少しだけだったけど相手のホークスは別としてもタイガースは良い戦いができたと思う。

　チャンスでゲッツーになってしまったのは痛かったけど、攻める姿勢は最後まで見れたし、失点もアダムのホームランのみってことで連打による失点を許していないし、普段戦わない両チームの試合の中でお互いに勝つとすれば失点を防ぐことになるという予想を現実にした試合ではなかっただろうか。

　３連勝中、タイガースは先発陣が好投し、チームも結果を出してきた。その流れを今日は福原投手が引き継いだ。

　失点をしてしまい、負けてしまったのだが好投の部類に入ることに代わりは無く、試合を作っていた。

　苦手といってしまえばそれまでだろうが、そうとばかりでもないだろう杉内の投球にタイガースは苦労した。でも希望が無いわけでもなく、桜井選手はいいものを出すことが出来ていた。

　彼の長所が打撃であることは間違いない。センターという守備の大変さを感じながら打席に入り結果を出すことは非常に難しいものだろう。

「行ってらっしゃい。頑張ってきてね。」と職場のベテラン職員さんに励まされての出発だった。

　職場では今回の遠征を黙っていたのだが、午後から休む時点で分かる人には分かっていたみたいだ。

　それに対して「連敗を止めてきます！」と力強く返す俺。別に俺が行ったからといって連敗が止まるわけでもなく、しかもそんな言葉は「俺が観に行くと阪神勝つんや！」と言い放つくらい根拠が無いと分かっているけど言いたくなる時もあるさ。そんな気持ちで静岡駅から新幹線に乗った。

　喜田選手が広島にトレードされた。「寂しいなぁ。」というのが最初の感想で、次に思ったのは「予想してなかったなぁ。」で、３番目は「でも仕方ないね。」だった。最後には１人のファンとして納得していた。

　色々な理由が浮かんでは消えた。ここから先は俺のような素人ファンが思ったことを書いています。「そうじゃねぇ！こうだよ！」と言われたら「そうなんですね。」としか言いようが無いです。だって俺、野球詳しくないしねぇ。

林くんとヤッさんが決めてくれました。
試合長すぎる〜！横浜間合い取りすぎやで。
帰りの新幹線ギリギリですわ〜！ ε=┏(;￣▽￣)┛

５回を２安打。
応援の声が酎ハイ売りの兄ちゃんに負けてます。
１人ご機嫌に気合いの入りまくった兄さんもいますが。

審判は 敷田 橘高 山本 谷 です。

アンディーもみんなもナイスバッティングにナイスプレイ！！

完封狙え〜！！

陽も差してきました。
風も少しあり気持ち良く観戦できています。

直久 粘りと我慢の投球！
打線も援護でリードしてます。
何とか試合の流れは掴んだかな？

先発センター 桜井！
さぁ かっ飛ばせ！

職場には「俺が連敗を止めて来ます！」って見栄切って来たから勝ってくれて嬉しいよ。
ありがとう！阪神タイガース！！

♪この〜 一打にか〜けろ〜
タイムリー！ ナイスバッティング！！

山口のど真ん中をタイムリー。
エスティーコールに気付かない。
アンディが教える。「ファンニ テヲアゲテクダサ〜イ。」

左中間に一発で先制

つもりで来た

　負けた試合であるのだが、それでも綱がつながった。

　４番の金本選手に当たりが出てきた。やはり４番に当たりが出ないと試合として非常に苦しくなる。

　今日は今岡選手を６番に下げた。実際に６番が下位打線とは思わないが、今岡選手の場合は５番までに置いておくことが１つのモチベーションであると思われる。そこを鬼になって６番にした。全てアウトであったが、最終回のライトフライは当たりがあっただけに勿体無い気がした。

　昨日の負けを引きずってしまったかのような試合だったと思う。

　「どうにかしよう！」なんて思わなくていいのではないかと思う。そうじゃなくて「どうにかなるさ！」の方が得てしてこういう場合は好結果になるものだ。

　下さんが立ち上がり悪く失点を重ねるっていうかランナーを背負ってドカン！だった。今年の下さんは開幕投手の呪縛というか、それが原因か何か分からないけど苦しんでいる。まさかこれが落日というやつではないと思いたいので、今度は粘りのピッチングを思い出してほしい。

　開幕当初から完全な波に乗れず、ゴールデンウィークの連敗があり迎えた今週、職場のヤクルトファンからは「ヤクルトばかりいじめるな。」と言われる連勝があり、明日からはゴールデンウィークに痛い目にあわされた広島東洋カープと戦う。

　やっぱり新井と栗原、前田は怖いし、ここの捕手はパンチのある打撃だしってことで油断ができない。誰が投げるのかなぁ？と思えば黒田は日曜日に投げたけど、おそらく今季防御率が良い大竹あたりは登板するだろうからここで大竹をしっかり打っておきたいね。

　立ち上がりは圧勝。３回は圧敗！最後に快勝といった感じで１試合で３つの勝負を見ちまった感がある。ま、１試合のうちに好守が入れ替わるのは当然なんだろうけどね。

　ジャン投手・・・・・ランナーが出ると途端に球が高くなっちゃって。ボギーが持ち直しているだけにここで頑張らないと鳴尾浜のダーウィンが入れ替わりを待ってるぞぉ！！

　しかしその後の投手は良くやった。渡辺投手もシーツ先生のファインプレーに救われながらもよくやったし、更にはそのあとの中村泰投手も良く投げていたじゃないか！！俺なんて試合途中で「勝ったらヒーローはヤス！！」って思ってたもん。

　今日は藤原選手に今季初ヒットが出た。

　あの連敗中に蓄えて、そして出したもの。それは狩野選手や藤原選手といった新戦力と、林選手の分かっていた潜在能力の高さ、そして葛城選手という眠っていた選手たちの存在だった。

　赤星選手がいない。濱中選手がいない。そういったことはこれから影響がでるかもしれない。でも今はそれを忘れさせて補えるだけの戦いができている。実際には赤星選手不在のセンターの守備力が心配ではあるのだが、それは今日のようなユーティリティーの藤原選手や俊足赤松選手のような選手がケース・バイ・ケースで埋めて行くしかないだろう。

　薄暮の神宮球場、試合のリズムを持ってきたのは今岡選手だった。初回のチャンスにアニキ三振。好調なんだかわからない今岡選手。その今岡選手がレフトの人がいないところにヒット！！初回に先制だ。

　それだけではない。初回の先頭打者の青木が放った鋭い当たりに飛びついて、それだけではなくアウトにするとはすごい！！今岡選手の肩ってのは強いほうなんだけど、それでも青木を刺すのは凄い。

　「（捕手として）勝って監督とハイタッチしたい。」とかねてから公言していた狩野捕手の夢。それは連敗脱出という形でかなえることが出来るのか？矢野さんではなくて狩野選手を福原投手とのコンビで送り出した監督の意図が的中した。

　狩野選手は内角で攻める。そして福原投手は後のことを考えずに初回から闘志が表情に表れまくる投球で、氷のように冷たく読売に立ち向かった。

　このところの連敗でありながら少しずつでも新戦力が出てきていることを俺は光明だと思っている。

　今日の場合も林選手が先制をあげた。ホームランというここ数試合では見ることが出来なかった得点は、今日のタイガースの雰囲気を変えた。そりゃそうだ。だってずっと先制できなかったんだから。でも心配なのは金本選手のセンターフライ。普段だったら絶対にスタンドに入っていた当たりだった。この主砲の復調がキーとなるはず。

　連敗が伸びて嫌な気分になってらっしゃる方も多いと思うのだが、俺の場合は職場の雰囲気のほうが更に嫌なので連敗が気にならないという、ついでにこれくらいの弱さにはとっくに免疫が出来ているというのと、弱けりゃ弱いなりの楽しみもあるってことで、話が戻るのですが仕事は好きですが職場の方は本当に嫌です。

　さて試合ですが、ここ数試合、中村泰投手が良い感じで投げていますね。この日もそれは継続中です。

　球種自体はストレートとスライダーですか。シュート系はうまく決まって無かったですね。でもそれだけで２イニングを結果ゼロに抑えているので大したもの。投げる展開が負けているときばかりなので楽な気持ちというのもあるんでしょうけど、やはりここらで一発、先発でも！と思うわけです。

　最近、四捨五入すると４０歳になる年齢になったせいか、日付を１日間違う。今日が７日なのは分かっているが、明日が９日だと思っていた。まったく困ったもんだ。

　困ったもんだといえば交流戦ユニ。困っ・・・・・面白いからいいや。きっと俺は買ってしまうだろう。しかもホームもビジターも買ってしまうだろう。でもモチロン、買うのはレプリカのほうだ。あれに数万円を出してプロコレは買えない。

　買ったら着るか？と言われたら着るとも言えないし、着ないとも言えない。周りを見渡して、他に着ている人がいたら着る。小さいな・・・・・と昨日のコメントでも書いたことを堂々と書いて本題に入る。決して昨日、よっしーさんのコメントへのお返事で書いたことを忘れて再び書いたのではない（まだこの歳でボケてないぞ！！）。タイガースがせっかくネタを提供してくれたので、触れないのは失礼かと思い書いただけだ。

　今日は雨で中止。チームの成績は悪いのだが、ゴールデンウィークである。やはり楽しみにしていらしたファンの方、しかも遠方から遠征して観戦予定だった方には本当に残念だったと思う。それはやはり俺も遠征組だから。やっぱり中止発表は残念だよね。

　結果論で言うわけじゃないけど、狩野捕手は外国人投手に合っているかもしれない。

　というのは、矢野さんは外を中心に組み立てていくタイプ。そして２−０からだと１球は外しにかかる。そして組み立てる。

　しかし外国人投手は球数で降板するスタイルに慣れているもんだから、いかに少ない球数で打ち取るかを考えていると思う。

　そういう点では内角にもガンガン行かせる狩野捕手は外国人投手に向いているのかもしれない。

　矢野さんも苦労が耐えないだろうけど、あと少しのガマンじゃないかと思う。

　打てない打線に目が行きがちだけど、これはどう見ても俺には先発陣の意識だと思う。

　なんちゅぅか、もう少し丁寧に行きたいよね。なんか気持ちばかりが先走って雑になっているというかそんな気がする。

　今日は６回と７回に４点ずつ取られちゃって、そっちのほうが問題視されるかもしれないけど、俺は最初の３回で３点取られた投球のほうが大きかったと思う。この連敗中、とにかく序盤の失点が多い。なのでどうしてもリードする展開に持って行きたいんだということはきっと分かっているんだろうけど、それが出来ていない。今日の福原投手は、勝負どころのストレートがことごとく甘く入っていた。状態は良くないんだと思う。

　江草投手も「人の出したランナーは返す」という悪い内容から突っ走ってしまった。これは反省点だね。

　では悪いところばかりかといえばそうでもないのは試合を見た方なら承知していると思う。

　林選手は打てることが当然のレベルになってきた。だって打ち取られたときのお客さんの反応を見たら分かるでしょ？この選手はこんなものじゃないはずだ。

　そして狩野選手。もうね、凄いよ本当に。ホームラン談話を聞いていると、自分でも理解したうえで打席に入り、打席で狙っているというのが分かる。これは実際に自信が付いてきたからということでもあるだろうし、こういった自信のある選手をリード面でも活かす試合をしていきたいね。

　更には赤松選手にも今季初安打が出た。赤星選手の怪我の具合が心配なんだけど、その赤星選手が安心して治療出来るように、この１本をきっかけにして行ってほしい。

　こうやって若い選手が徐々にではあるけど頭角を現してくるのは朗報だろう。今岡選手は７回にとんでもない三振をしているんだけど、今まではフルスイングすらできていない状態だった。クソボールでも振れるようになったと思って徐々に上がっていってほしい。

　さて、この試合は矢野さんがキーだった。先ずはリードで苦心していた。ただまぁ、外＆外なんだけど、カウント悪くしてそれでも外。意外に外角ってコントロールが難しいって聞いたことがあって「大丈夫かな？」と思って見ていたら四球連発って感じだった。もう少し内角どう？ってちょっと思っていた。

　打つほうでは逆にお手本だった。フェルナンデスの球を意識的に狙って右へ右へ。この打ち方って相手も相当嫌がっていたし、実際に有効だったね。

　噛み合ってないという点では苦労しているタイガース。だからキーは「先制を許さない」ということ。いつ点を取るんだ？と言われても「点を取るまで与えない！」というくらいの感じで戦って行きたいね。俺は藤原選手にも活躍してほしいな。

　さてここから先はちょっとねって感じで書く。

　やはり軸になる投手不在の陰というのが大きいなって思う展開だ。

　例えばドラゴンズが川上不在の間に連敗をして順位を下げているように、タイガースも福原、安藤という両投手がローテーションを空けている状態でこの不調である。

　チームという表現がされるように、投手の状態は野手にも伝播する。そりゃそうだ、守備で神経使っているのに打撃でも・・・っていうのはマジで辛いものだろう。

　そんななかでも今日はジャン投手が苦労する中、良く頑張ったと思う。江草投手は自責点にこそならないが失点する点が改良されたら更に良くなるっていうか、改良してほしいのだが、実際には今日打たれたタイムリーなどは打ち取っている打球が転がっていったコースが良かったというだけでもあるので、この辺を世間では「横浜に勢いがありますね。」とでも言うのだろう。　

　それでもそれでも久保田投手をつぎ込んで、彼の投球でリズムを作り、同点にまで追いついた。

　今岡選手がホームランを打った。１塁を回るときに「よっしゃぁ！！」と言ったのかな？と思ってリプレイを見たら「あぁ〜ぃ！！」って感じに見えた。きっと声にならない感情が出たんだろう。

　で、その今岡選手にあと１つが出なかった。色々と聞こえてくる声もあるだろうけど、シーズン序盤でクリーンアップを変えるなんてことはしないほうがよろしいかと思う。６番林選手という打順なので、５番の今岡選手にも攻める投球を相手がしてくるんだから。逆になったら現状では林選手とは勝負しないでしょ。

　ウィリアムス投手が打たれてしまったのは仕方ないって言うか、それまで村田選手がストレートに降り遅れていたし、長打警戒で外中心の配球になるんだろうけど、あの１球だけは外を読まれていた感じだったね。１球で勝つこともあれば負けることもあるというのが野球ってことでしょう。

　でもズルズル行っていたタイガースが相手のエラーと押し出しがあったにせよ同点にまで追いついたのは良いこと。凄く良いことだ。これはきっと上昇の兆しと思える。

　とにかく鳥谷選手、赤星選手には根気良くこれからもチャンスを作って行ってほしい。下位打線の選手も元気になったもので、関本選手は打率が．２５０付近まで上げてきた。上昇の種はいくらでもある。

　今日はスカパーで見ていたのだが、実況がアニキの名前を「とものり」とか言っちゃうし（正しくは「ともあき」さんです）、解説のカミソリシュート平松さんは、すぐに訂正したとはいえリン選手を「はやしせんしゅ」と言っちゃうし、聞いていてもボロボロだった。

　以下、ちぃとばかし皮肉っぽくて申し訳ない。

　完封？あ、そうですか。

　いや、あのね。目下絶不調のチームと目下絶好調のチームが対戦したらこれくらいにはなるものよ。で、打開策を考えてみようと思うのね。

　水入りっていうか雨天中止。休みまくっているＪＦＫの３人は休みすぎかもしれないが、ビハインドで投げまくった救援陣には良い休みになったと思う。

　打たれた後にはすぐに投げて払拭したいという気持ちもあろうかと思うが、ここは１つ時間を置いて自分を省みるには良い時間かと思う。