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タテジマとファイブアローズに魅せられて

阪神タイガースはもちろん、Bリーグの香川ファイブアローズも応援中。
野球もバスケも素人目線です。お手柔らかに!
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〔1本目〕 新天地で頑張れ!喜田Go!Go!
 喜田選手が広島にトレードされた。「寂しいなぁ。」というのが最初の感想で、次に思ったのは「予想してなかったなぁ。」で、3番目は「でも仕方ないね。」だった。最後には1人のファンとして納得していた。

 色々な理由が浮かんでは消えた。ここから先は俺のような素人ファンが思ったことを書いています。「そうじゃねぇ!こうだよ!」と言われたら「そうなんですね。」としか言いようが無いです。だって俺、野球詳しくないしねぇ。
 さて、続きです。同じ時期にファームにいた林選手とか桜井選手と一緒に試合に出ていた時期に鳴尾浜で見たことがあった。そのときと昨秋1軍に呼ばれたときの印象は大きく違っていないのだが、やはり他の1軍選手と比べるとスイングのスピードが少し遅いかな?という点。きっと喜田選手はバットにボールを乗せてからパワーで運んでいく「代打の神様:八木さんの若い頃」タイプの打者なのかな?なんて思っていた。そうなるとバットコントロールも1軍では必要になるよね。そういう点では長距離打者なんだろうけど中距離っぽい印象も少しあった。

 チャンス・・・・・確かに多かったとはいえない。でも与えられていなかったわけでもない。それはタイガースがここ数年、優勝争いに絡んでいたから若手選手を使える試合数が残っていなかったということにもなるだろう。比較的早めに優勝が決まっているような時期だったら俗に言う消化試合での出番もたくさんあっただろうけど、優勝争いやAクラス争いを最後までやっていたのでは出番は少ない。逆に早い時期から若い選手で主力ではない選手の出番がたくさんあるようではチーム状態が良くない。増してやタイガースはレギュラー陣が固定されている意味合いが強いし。他球団でも中日が荒木&井端を崩さないように、タイガースだって崩せないラインナップが沢山あるんだよね。この辺が監督が・・・・・と言われちゃう原因だろうけど、俺は納得している部分でもある。そこを突き破るための相当なものを見せれば、一回突き破ったらそこにはいいもんが待ってるぜ!ってところかな?

 その中でも喜田選手は少ないながらも他の選手よりはチャンスをもらっていた。春のキャンプで1軍に呼ばれ、オープン戦でも出番を与えられていた。でも残ることはできなかった。そこで残れたのが実は林選手だったと思っている。

 1つ1つのプレーからは一所懸命な様子が伺えた。だから喜田選手に好感が持てた。でも慣れるまで時間がかかるタイプかもしれないなって思って見ていた。

 きっと色々な人が思っているだろうけど、守備がファーストとサード少々と外野少々というのが出番を更に少なくしていたかもしれない。

 ファーストは外国人選手で補強しやすいポジション。サードは現在なら今岡選手、関本選手もいるし、チームとしてはその間に高校ドラ1の野原選手を育てたいだろう。外野の場合を想定すると金本選手がいて林選手がいて、センターには怪我をしているけど赤星選手という他にはいない選手がいて赤松選手もいる。濱中選手だって怪我の快復待ちである。喜田選手の前にはポジションを問わずかなり長い列ができていて、追い抜くのは容易ではない。入団した時期が厳しかったといえばそれまでだが、その中でも出てきた林選手や狩野選手もいる。この2選手に示されるように、チャンスをつかむ選手というのは時には一発で掴んでしまうときがある。

 そんな中で喜田選手はプレーしていた。確かに昨年などは不調の片岡選手や桧山選手に代えて起用しろという声が多かった。でも起用する前に起用させるための戦いがあったのではないだろうか。そして林選手あたりとはお互いの意に反して何度も比較されただろう。簡単な表現をすれば若手選手で左の強打者タイプが重なっていたということか?そういえば2歳年上の葛城選手もそういうタイプで、1軍実績はある選手だよね。そしてそこでサバイバルがあり、チームとしては「現時点で」使うべきは喜田選手ではなく林選手であると判断し、彼を次の柱にするという判断をしたんだと思う。

 でも喜田選手が敗れたかといえばそうではない。あくまでも現時点で後塵を拝していると言うだけの話。広島という球団には確かに栗原、新井というレギュラーがいる。でも彼らは右打者であり、左の控えという点ではタイガースよりも遥かに出番があるだろう。2年後には新球場になるのだが、現在の広島市民だったら甲子園ほど左打者に不利でもないし、広さも違う。きっと喜田選手の長所である打撃がもっと生きると思う。もちろん、活かせるかどうかは喜田選手次第であるのだが。

 だから喜田選手には頑張ってほしいし、年齢的にも結果を出してほしい。それでタイガースが“恩返し”されても俺は構わない。それ以上の戦いが出来るタイガースであればいいのだ。ファームと1軍というのは実は凄い差があると思う。プレーのスピードや選手のレベルとか。その差を感じさせない選手になれるのか、それともファームだから通用した選手で終わるのか?是非とも前者であってほしい。

 外野手で時にはファーストにも入る林選手が台頭した。右打ちの桜井選手も今年はファームで好調。そういった中で喜田選手の起用への道が閉ざされそうになった。だから選手生命を活かす意味でもこのトレードは喜田選手にとっても悪いことではないと思う。このままでは本当に惜しい選手なのだ。だからチャンスのある場所で戦わせたい。そういうことだと思う。

 そしてこのトレードは、開幕1軍を決めていた清水捕手。チャンスをつかみ、試合出場が増えてきた狩野捕手に代表される捕手陣にもオファー次第では波及しそうだし、今回喜田選手と交換で獲得した山田選手により同タイプになる赤松選手の競争意識に火がつくだろうし、脚のある外野手(兼内野)の上坂選手にも影響が出るだろう。

 トレードしたばかりでは何も分からないが、数年後に振り返って「選手にとって良いトレードであった。」と言えるようだったらこれほど良いことは無いのではないだろうかと思う。

 甲子園の大舞台で喜田選手に声援を送ることができないままなのは残念なのだが、是非とも大成してもらって甲子園でオールスターが開催されることがあったらそのときには出場できるような選手になっていてほしい。そうすればタイガースファンの俺も堂々と喜田選手を応援できるってものだ。もちろん、心のどこかで気になる選手であることにこれからも変わりは無い。
| タテジマに想いを | 22:09 | comments(0) | trackbacks(0) |









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