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タテジマとファイブアローズに魅せられて

阪神タイガースはもちろん、Bリーグの香川ファイブアローズも応援中。
野球もバスケも素人目線です。お手柔らかに!
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アカンベーしてさよなら
SURFACEの「それじゃあバイバイ」から取ったフレーズですが、今年はドラゴンズのおかげで俺たちタイガースも戦いに燃えた。そんな1年だった。まだまとめるには早いけど、このチームには負けたくない!負けられない!負けてたまるか!!その気持ちを燃えさせてくれたのは読売ではなく中日だった。

 先発川上に無類の強さを見せるアニキの一発。この一発が川上の体内バランスをわずかに、ほんのわずかに崩す。立ち直りかけたところで再び打席にはアニキ。治りかけていたほんのわずかなリズムの狂いが思い出されたかのようにワイルドピッチとなって谷繁の顔面をワンバウンドで直撃。再びほんの少し狂うリズム。そこを調子が上がってきた桧山選手が捕らえる。

 一方の下さん。泰然自若という言葉のままに投げ続ける。相手には正面から、チームには背中で戦う姿勢で攻める。その流れは最後まで途切れることなく、水を満々と湛えた大河の如くに投げ切って行く。それはまるで鴨長明の方丈記の一節「行く河の流れは絶えずしてしかも元の水にあらず」という言葉を引用してもいいくらいに悠々と投げ続ける。

 水魚の交わりとは三国志の劉備と孔明。下さんとチームも水魚のように絶妙なリズムとバランスで勝ちを奪った。それは安らかにドラゴンズを今季の最終対戦で眠らせるには充分だった。

 対戦成績は11勝11敗。しかし最後の完封は勝敗数以上に大きな差だった。ナゴヤドームで勝ち越した。甲子園では負け越したかもしれないけど、それでも最後のこの勝ちで帳消しに出来るくらいだった。

 終盤には更に上り調子の関本くんもタイムリー。シーツ先生がいない現在はチャンス!片岡さんも存在感を示すチャンス!チーム内でもチャンスに飢えた連中がてぐすね引いて、とぐろを巻いて待っている。

 中日ドラゴンズとは今年はもう対戦しない。最後の挨拶は「今年はナゴドで勝ち越した。来年は対戦成績でも勝ち越したるからな!」の来年も全力で戦うことを誓う言葉をこめて、アカンベーしてさよならだ。

 優勝を決めるお膳立てのために広島に旅立つ。まるで甲子園の神様に導かれるようにこの3連戦の結果が出た。

 いつもなら、いつもの言葉でタイガースを応援するんだけど、今日は変えてもいいでしょ?


 勝てたらいいな、阪神タイガース!!

 全く文句のつけようが無い試合でございます。お見事!阪神タイガース!! マジック2で帰って来い!!


 現地の興奮を電話で伝えてくれた、のぶさん、まぁちゃん、げんばさん、ありがとうございました。うれしかったっす。


追記:下さん、遠慮しないで最多勝、持ってってぇ〜♪
| タテジマに想いを | 21:36 | comments(14) | trackbacks(35) |