俺は今までより、もっともっと、ずっとずっと、阪神タイガースを好きになっちゃったよ
甲子園口でタクシー待ちをしたら、タイガースキャブに乗ることが出来た。ますます勝つ予感がしてきた。
先発は杉山くん。立ち上がりが不安な投手だけど、初回は素晴らしい立ち上がりだ。
2回にホームランで失点する。後続の下位打線で1つアウトを取れば良かっただけに確かに勿体無かった。
今までと違うタイガース。八方塞のように見えた戦いの中で、昨日は別の顔をしたタイガースが表れていた。
赤星くんは出塁して走る。鳥谷くんはセーフティーで出る。シーツ先生も捕らえることが出来てきた。アニキにもヒットが出た。今岡選手はタイムリーを打った。桧山、矢野の両選手は打撃では好調を維持。関本くんも粘って選んで出塁した。藤本だけはいつもどおりなのが残念。そうやって選手たちは何とかしてこの戦いで終わらせまいと本当に戦っていた。
それは「試合」ではなく「戦い」を挑んでいたという表現がピッタリだった。
そう、僕たちは戦っていた。
レフトのビジター応援席にはマリサポが陣取る。噂に聞いていた応援を間近で見る。彼らの球団への愛情やリスペクトは非常に有名で他球団も目標にしていると聞く。
ただ1つだけ残念なこと。それは牽制球へのブーイング。昨日の杉山くんの牽制球へのブーイングの時は、失礼な表現だが「この連中は野球をどう思っているんだろう?」と疑問に思った。
昨日の杉山くんの西岡選手への牽制球。それは逃げではなく「本気でアウトを狙いに行った牽制球」だった。非常にスリリングで真剣勝負の牽制球だったと思う。
決してダーティーなことではない。逃げてもいない勝負の牽制球。それにブーイングというのは非常に残念。事実、あの牽制球で西岡選手は1塁に釘付けにされ、盗塁を試みてアウトになっている。
1つのアウトのために杉山投手と矢野さん、そしてアンディーが真剣に挑んだプレーはこの試合のハイライトの1つであり、そのプレーに対してブーイングを送ったマリサポには失望した。自分たちの意に沿わないプレーにブーイングというのは違うと思う。正々堂々のプレーにはブーイングは似合わない。ゴミを片付ける、相手チームにエールを送る。それはそれで素晴らしい行い。だからこそ、試合の中にもその考えを活かしてほしい。是非、ご一考を。
最終回、明らかに制球の定まらない小林雅投手を助けてしまったのは矢野さんだった。第3戦のパスボール(記録上は下さんのワイルドピッチ)、そして第4戦最終回のバント失敗。結果的に勝負を動かしてしまったのは矢野さんだったと思う。投手のリードで頭が一杯だっただろうけど、それでも。。。。。
試合途中には、ブロガーのりおさんに見つけていただいた。あの大観衆の中でご挨拶させていただけて嬉しかったです。ありがとうございました。
試合は終わった。今シーズンが終わった。グランドではボビーが胴上げされている。千葉ロッテの優勝には心から敬意を表したい。
でもね、俺ね、千葉ロッテの選手たちが喜んでいる姿、見て無かったよ。直視してないもん。周りの客はマリサポと一緒に騒いでたけど、俺、そんなことしなかったもん。ボビーのインタビュー、タイガースファンのことも誉めていてくれたけど、それ、聞きたいと思わなかったもん。むしろもっとこっちの闘志を燃え上がらせること言ってほしかったもん。
だって悔しいよ!負けたら悔しいよ!!だって俺、タイガースが大好きだもん。そのタイガースが負けたら悔しいよ!!自分の大好きなチームが負けたその直後に、相手の千葉ロッテに「おめでとう!」なんて言葉、すぐに出てこないもん。
だって俺、勝負がつくその瞬間までタイガースが勝つと本当に真剣に思ってたもん。大きな声出して応援して、5回が終わった時点で喉が痛くて、声が裏返って、明日のことなんて考えて無くて、仕事のことも考えて無くて、本当に最後まで、喉が潰れて声が出なくなってもいいやって思って応援していたもん。それなのにすぐに「おめでとう」なんて言葉、出てこないもん。悔しい!すっげー悔しい!!悔しすぎるくらい悔しいよ!!周りのやつらに「お前ら!悔しくねぇのかよ?!」って言ってやりたかったもん。なんか諦めているやつらが多くて、それも悔しかったし。
拍手はしたけど俺、ずっと座って外野の芝生を見ていた。悔しかったもん、本当に!!
今年のシリーズのタイガースの戦い、満足できる戦いじゃなかったよね?監督も迷走していたこともあったし、それ以前に監督も手の打ちようがない内容だった試合もあったし。
でもこういう試合を観るたびに、自分のタイガースへの愛情を試されている気がする。それは昨日も感じた。
昨日の試合が終わって思ったこと。「俺、今までより、もっともっと、ずっとずっと、阪神タイガースを好きになった。」本当にそう思った。やっぱり阪神甲子園球場は素晴らしいし、阪神タイガースは素晴らしい。タイガースファンであること、誇りに思うもん。マリサポのみんなもマリサポであることに誇りを持っているんだろうけど、俺もタイガースファンであることに誇りを持ってるよ。だから一部のファンの暴行や暴挙は本当に悲しいよね。物を投げるやつは減らないし。でもだからってマリサポのほうがタイガースファンよりも上位だなんて俺は思わない。それは逆の場合もね。根底の部分はどっちも素晴らしい。俺はそう思っている。あえて言うなら、弱い時期から見守ってきたファンは両チームとも本当に素晴らしい。ってところかな?もちろん、マナーを守って本当にタイガースが好きなファンは、ファン暦の長さに関係なく素晴らしい。
4連敗したっていう事実は動かない。来年のタイガースがどういう戦いをするのかも分からない。でもこれで何かのきっかけを掴んで、ここから始まる何かがあるはず。それは充分感じることができた。だから昨日の試合後にタイガースのことが今まで以上に大好きになった。がむしゃらに、必死に戦うタイガースを観ることが出来たから今までよりも好きになった。
今年は4,5,7,8,9,10月で甲子園で15試合(11勝4敗)、shuさんのおかげでハマスタで2試合(2勝0敗)も観ることが出来た。来年は毎月甲子園に行こう!そう思った。
蘇生・・・・・僕が好きなミスチルの曲。何度でも何度でも僕は生まれ変わって行ける。
勝とうぜ!阪神タイガース!!、折れない心。お楽しみはこれから。ときめいてシーズン、タイガースは「It‘s my Life」
まだまだ弱いかもしれない僕のタイガースへの思いを一層強くしてくれたのは2005年10月26日の試合だったと思う。
また後日、改めてお礼を書かせていただきますが、一緒に観戦してくれた皆さん、虎ブロガーさん、お読みくださった皆さん、そして阪神タイガースの選手、コーチ、スタッフの皆さん、甲子園球場のスタッフの皆さん、ありがとうございました。おかげで今年のシリーズを含め、150試合の記事を書き終えることが出来ました。
明日からは気になる記事を基に、書かせていただきますのでよろしくお願いします。毎日更新は僕のライフワークですから。
追記:今朝のデイリー。ありがとう、ジェフ!!
先発は杉山くん。立ち上がりが不安な投手だけど、初回は素晴らしい立ち上がりだ。
2回にホームランで失点する。後続の下位打線で1つアウトを取れば良かっただけに確かに勿体無かった。
今までと違うタイガース。八方塞のように見えた戦いの中で、昨日は別の顔をしたタイガースが表れていた。
赤星くんは出塁して走る。鳥谷くんはセーフティーで出る。シーツ先生も捕らえることが出来てきた。アニキにもヒットが出た。今岡選手はタイムリーを打った。桧山、矢野の両選手は打撃では好調を維持。関本くんも粘って選んで出塁した。藤本だけはいつもどおりなのが残念。そうやって選手たちは何とかしてこの戦いで終わらせまいと本当に戦っていた。
それは「試合」ではなく「戦い」を挑んでいたという表現がピッタリだった。
そう、僕たちは戦っていた。
レフトのビジター応援席にはマリサポが陣取る。噂に聞いていた応援を間近で見る。彼らの球団への愛情やリスペクトは非常に有名で他球団も目標にしていると聞く。
ただ1つだけ残念なこと。それは牽制球へのブーイング。昨日の杉山くんの牽制球へのブーイングの時は、失礼な表現だが「この連中は野球をどう思っているんだろう?」と疑問に思った。
昨日の杉山くんの西岡選手への牽制球。それは逃げではなく「本気でアウトを狙いに行った牽制球」だった。非常にスリリングで真剣勝負の牽制球だったと思う。
決してダーティーなことではない。逃げてもいない勝負の牽制球。それにブーイングというのは非常に残念。事実、あの牽制球で西岡選手は1塁に釘付けにされ、盗塁を試みてアウトになっている。
1つのアウトのために杉山投手と矢野さん、そしてアンディーが真剣に挑んだプレーはこの試合のハイライトの1つであり、そのプレーに対してブーイングを送ったマリサポには失望した。自分たちの意に沿わないプレーにブーイングというのは違うと思う。正々堂々のプレーにはブーイングは似合わない。ゴミを片付ける、相手チームにエールを送る。それはそれで素晴らしい行い。だからこそ、試合の中にもその考えを活かしてほしい。是非、ご一考を。
最終回、明らかに制球の定まらない小林雅投手を助けてしまったのは矢野さんだった。第3戦のパスボール(記録上は下さんのワイルドピッチ)、そして第4戦最終回のバント失敗。結果的に勝負を動かしてしまったのは矢野さんだったと思う。投手のリードで頭が一杯だっただろうけど、それでも。。。。。
試合途中には、ブロガーのりおさんに見つけていただいた。あの大観衆の中でご挨拶させていただけて嬉しかったです。ありがとうございました。
試合は終わった。今シーズンが終わった。グランドではボビーが胴上げされている。千葉ロッテの優勝には心から敬意を表したい。
でもね、俺ね、千葉ロッテの選手たちが喜んでいる姿、見て無かったよ。直視してないもん。周りの客はマリサポと一緒に騒いでたけど、俺、そんなことしなかったもん。ボビーのインタビュー、タイガースファンのことも誉めていてくれたけど、それ、聞きたいと思わなかったもん。むしろもっとこっちの闘志を燃え上がらせること言ってほしかったもん。
だって悔しいよ!負けたら悔しいよ!!だって俺、タイガースが大好きだもん。そのタイガースが負けたら悔しいよ!!自分の大好きなチームが負けたその直後に、相手の千葉ロッテに「おめでとう!」なんて言葉、すぐに出てこないもん。
だって俺、勝負がつくその瞬間までタイガースが勝つと本当に真剣に思ってたもん。大きな声出して応援して、5回が終わった時点で喉が痛くて、声が裏返って、明日のことなんて考えて無くて、仕事のことも考えて無くて、本当に最後まで、喉が潰れて声が出なくなってもいいやって思って応援していたもん。それなのにすぐに「おめでとう」なんて言葉、出てこないもん。悔しい!すっげー悔しい!!悔しすぎるくらい悔しいよ!!周りのやつらに「お前ら!悔しくねぇのかよ?!」って言ってやりたかったもん。なんか諦めているやつらが多くて、それも悔しかったし。
拍手はしたけど俺、ずっと座って外野の芝生を見ていた。悔しかったもん、本当に!!
今年のシリーズのタイガースの戦い、満足できる戦いじゃなかったよね?監督も迷走していたこともあったし、それ以前に監督も手の打ちようがない内容だった試合もあったし。
でもこういう試合を観るたびに、自分のタイガースへの愛情を試されている気がする。それは昨日も感じた。
昨日の試合が終わって思ったこと。「俺、今までより、もっともっと、ずっとずっと、阪神タイガースを好きになった。」本当にそう思った。やっぱり阪神甲子園球場は素晴らしいし、阪神タイガースは素晴らしい。タイガースファンであること、誇りに思うもん。マリサポのみんなもマリサポであることに誇りを持っているんだろうけど、俺もタイガースファンであることに誇りを持ってるよ。だから一部のファンの暴行や暴挙は本当に悲しいよね。物を投げるやつは減らないし。でもだからってマリサポのほうがタイガースファンよりも上位だなんて俺は思わない。それは逆の場合もね。根底の部分はどっちも素晴らしい。俺はそう思っている。あえて言うなら、弱い時期から見守ってきたファンは両チームとも本当に素晴らしい。ってところかな?もちろん、マナーを守って本当にタイガースが好きなファンは、ファン暦の長さに関係なく素晴らしい。
4連敗したっていう事実は動かない。来年のタイガースがどういう戦いをするのかも分からない。でもこれで何かのきっかけを掴んで、ここから始まる何かがあるはず。それは充分感じることができた。だから昨日の試合後にタイガースのことが今まで以上に大好きになった。がむしゃらに、必死に戦うタイガースを観ることが出来たから今までよりも好きになった。
今年は4,5,7,8,9,10月で甲子園で15試合(11勝4敗)、shuさんのおかげでハマスタで2試合(2勝0敗)も観ることが出来た。来年は毎月甲子園に行こう!そう思った。
蘇生・・・・・僕が好きなミスチルの曲。何度でも何度でも僕は生まれ変わって行ける。
勝とうぜ!阪神タイガース!!、折れない心。お楽しみはこれから。ときめいてシーズン、タイガースは「It‘s my Life」
まだまだ弱いかもしれない僕のタイガースへの思いを一層強くしてくれたのは2005年10月26日の試合だったと思う。
また後日、改めてお礼を書かせていただきますが、一緒に観戦してくれた皆さん、虎ブロガーさん、お読みくださった皆さん、そして阪神タイガースの選手、コーチ、スタッフの皆さん、甲子園球場のスタッフの皆さん、ありがとうございました。おかげで今年のシリーズを含め、150試合の記事を書き終えることが出来ました。
明日からは気になる記事を基に、書かせていただきますのでよろしくお願いします。毎日更新は僕のライフワークですから。
追記:今朝のデイリー。ありがとう、ジェフ!!