タテジマとファイブアローズに魅せられて

　久保田の３連投であのイニング数・・・そこで打たれたことは責められない。

　最終回の時もアニキの後ろは秀太選手。おそらく代打関本を用意。責められない。

　先発杉山くん。水道橋は嫌いか？同期入団の江草くんは良くやった。

　岡田監督、また昨年の監督に逆戻りか？これで優勝逃したらファンが許さないぞ。

　でも今日の問題は８番打者としか僕は思っていない。

　２回のファールフライ、９回、１１回は俗に言う藤本シフト。左側を狭くして守る読売の皆さん。「さぁ、藤本さん、ここに打ってください。」というところに「はぁい！」と素直に打つ藤本。なにやってんだよ（怒）！ファールフライ打ち上げて、「あーぁ。」って感じで口あけてる場合じゃねぇよ！！そしてその疲労感がチームを覆う。次のイニングが１番から始まるのと９番から始まるのではぜんぜん違う。選手もベンチも気分が違う。

　８番と言う打順を考えて欲しい。ランナーがいるにせよ、いないにせよ、次は９番で投手の打順。なのに８番で終わってしまったら打順の流れが悪くなるのは明白。

　そりゃ全部が全部上手くは行かない。でも１回くらいは何とかならんか？四球でもなんでもいい。塁に出て９番に回して欲しい。そうすれば９番で終わっても次は１番の赤星くんからだし、展開によっては代打も出せる。何のチャンスでもないところで先頭打者に代打を出すとか、最終回のように投手を立たせるというもったいないことをさせないで欲しい。

　その点では少ない出場だけど関本くんは好対照だった。「なんとか自分で終わらせないようにしたい。」という姿勢で実際に結果も出したこともあるでしょ？

　鳥谷くんをショートに据えるため、セカンドは藤本と岡田監督は早々に明言したけど、藤本のように与えられたポジションでプレーする選手の脆弱さはかくも脆い。

　今シーズンはセカンドだが、これだって与えられたポジション。鳥谷くんがショートになったと決まったときの藤本の談話を僕は忘れていない。「じゃぁ僕はどこを守れば。。。」だと？ポジションは奪うものだ。今だって右投手の時は藤本になるがこれだって与えられているようなものだ。藤本よ、２００３年のことは忘れろ！！

　とにかく８番打者は９番までつなげろ！！それは誰がやっても同じ。とにかく終わるなら９番で終われ！！次のイニングの先頭打者が９番で１アウトをプレゼントなんてことをするな！

　バント失敗とか色々あるけど、８番として出場する基本を忘れてどうする？１番から７番までじゃチームは勝てないぞ！！

　出てこい！藤本を脅かす選手！！もう１回、尻に火をつけてやれ！！ケツの毛が燃えても気づかねぇようだから藤本の尻に火をつけろ！！

　チームには好材料が出始めている。左の代打で使われている片岡さん。今日１５００試合出場を決めた片岡さんは代打という難しい立場で連続ヒットを打てている。右の代打は濱ちゃんと、段々二の矢、三の矢が揃ってきている。

　泣いても笑っても残り４０試合。基本が出来ること、やるべきことが出来ること。これが勝利への何よりの近道。

　他所で試合しているドラゴンズと戦うのではなく、目の前の読売を叩き潰す戦い。

　相手は窮鼠のようなもの。弱者が強者にやられて一番嫌なのは「泰然自若に基本どおりにやられること。」だ。そうなると攻め込む隙もない。なのにタイガースが隙を作ってしまっている。受けて立ってしまっている。そうじゃない！相手以上に、慎重に、おそろしく冷静にやるべきことをやっていく。そうすれば逆に相手が自滅する。今頃になって「まともなチーム」になった相手に負けるわけにはいかない。

　いくらドラゴンズか勝っているといってもあっちだって苦しいに決まっている。だって先発で勝っていないでしょ？勝ち星は中継ぎや抑えについているでしょ？ってことは先発が持っていないんでしょ？落合監督は言及していないけどあっちだって苦しいんだ。ドラゴンズは今日負けた。幸運だけどそれをラッキーと思うな。あの名古屋の３連戦の初戦をどうこう言う人もいるけど、本当に問題なのは今日のような試合だ。

　タイガースファンの悲しみを消せ！明日こそ消せ！！勝ちたい！と言う気持ち以上の「勝つんだ！」という気持ちで戦おう。

　勝つんだ！阪神タイガース！！