タテジマとファイブアローズに魅せられて

　小野投手も坂本捕手も、失点した初回だけでなく続く２回もかなり怪しかったし、それ以降もスッキリ抑えたといえるイニングはあったかどうか。結果的に３人で終わったようなイニングもあったけど俺個人としては抑えたと言えるイニングは無かったと思う。投手にタイムリーとか、そりゃ確かに打席に入れば投手も打者だけど・・・そして８番打者の井野捕手の打率を見れば、この打率の選手を何回出塁させてんだ？と。

　この試合、スワローズの原投手に気持ちよく投げさせてしまい、結果的に２安打で完封リレーを許した打線を責める声も当然あると思う。でもあれだけバッテリーだけで野球やってるようなことをされたらリズムなんてあったもんじゃない。

　北條選手がダイビングキャッチの時にケガ。代役は植田選手になると思うがこういうときこそ鳥谷選手ではないのか？この日、ヒットを打ったから言うわけではないが、打席に立った時の存在が違う。

　課題ばかりの試合となったが、気合を入れろとか言わせる前に、雨の中の試合にもかかわらず、そして７回が終わった時点で多くのお客様が帰り始めたにもかかわらず、最後まで残ってくれたお客さんがまだ多くいらしたのも事実。

　１回も六甲颪を歌わずに帰ることになるとは思わなかった。明日は何度も六甲颪を歌わせてほしい。