タテジマとファイブアローズに魅せられて

　でもこのイニングから流れが読売に行ってしまった感もあるけどこっからの粘りが凄かったなぁ。当然阪神の粘りですよ！！

　７回の岩田投手はノーアウト１，３塁のピンチを切り抜ける。８回はピンチで登板した筒井投手が切り抜ける。最終回は球児投手が切り抜ける。この辺の３イニング連続のピンチを切り抜けたのは凄く大きなこと。そして新井さんにホームランが出たことも大きなこと。

　とにかく先制できたことが大きいと思う。和田監督も１試合ごとに何とかしようとする姿勢が見える。確かにグランドに出てプレーするのは選手。でもグランドに出す前には何とかして今のチームを軌道に乗せたい。そんな意思が見えてくる起用である。

　俺はこの和田さんの意思が見えることが嬉しいと思っている。選手の状態が上がってくるのも辛抱なのだが、何とかしようという意思。これはファンに向けても、ファンだけじゃなくきっと選手にも、そしてタイガースに関わる多くの人たちへのベンチからのメッセージと受け止めたい。

　決して底を脱したとは思えない。でも脱しつつあると言ってもいいと思う。２点しか獲れないなら２点で勝つ方法もある。それを実践できた試合だった。

　心配なのは俊介選手。とにかく何とか打ちたいよねぇ。センター争いでは柴田選手、大和選手の後塵を拝してしまっている感がある。なんか見ていると秀太さんを思い出すわ。なんとか頑張ってくれ！！

　でも、中谷選手が所属が読売であっても元気そうで良かったわ。

　さぁ、明日も思い切り戦って勝利だけを目指していこう！！