試合に込めた福原の責任感
本来ならエースと呼ばれなければいけない男がファームに行った。そうなるとエースと呼ばれるべき男はこの男になる。今日はその男が登板した。
これまで相手のエースと戦い、敗れてきた男であるが内容は悪くなかった。しかし今日は昨日まで仮であろうがエースであった男の残した後遺症を消すために果敢にホークス相手に向かっていった。
城島と矢野さんの大きな違いは「ストライクゾーンの広さ」と僕は言い切りたい。ルールで決められた広さを広く感じさせるリードを城島は行い、矢野さんはゾーンの中でコースを変えるリードをした。長打力のあるチームには矢野さんのリードはおそらく的を絞りやすかったかもしれない。そこに責任感という名目で硬くなった福原投手の球が少しずつズレて入ってしまった。
後半は一転してタイガースの追い上げムード。確かに守備固めなどで選手の入れ替わりはあるが、それでもハシケン、ウィリアムス投手はホークスを手玉に取っている。球児くんの喰らった1発は、ありゃぁあそこに投げさせる方が悪い。いくらなんでも相手は城島、そこに初球から真ん中低めのストレート。やはり昨日も書いたけど、ランナーがいるときのホームランはまずい。
中継ぎには相変わらず希望も持てる。打撃陣だって今日の後半からは悪い内容ではない。ホークスの5勝2敗、防御率も2点台だった星野投手を崩しているのだから悪いはずは無い。13安打で7得点、それも悪くない。ホークスとは今年はレギュラーシーズンでは対戦しないが、負けた試合は全てホームランでやられている。やられ方がわかっているんだから防ぎ方を研究すればよい。(外の球はホームランが少ないぞぉ)
福原投手の責任感は誰も責められない。昨日の井川が残したものを振り払うために戦っていた。惜しいのは矢野さんと桧山選手に迷いが見えること。打席だけじゃなく、守備でも迷いが見られているのは返す返すも残念。次の世代の選手の足音がすぐそこまで迫っていることを両選手がどう思うか?そこに注目したい。
昨日の1試合で失ったものは大きいことは事実。それは投手陣と野手陣の微妙な気持ちの乖離だったりするかもしれない。でも今日の終盤で少し払拭できたと思う。次は千葉ロッテ戦。今週はパ・リーグの上位2チームとの厳しい戦いが続く。
きっと荒れている人もいると思う。昨日の試合なんかは特に。
でも考えてみて欲しい。こういう書き方は好きじゃないという前提の下で書かせてもらうんだけど、3連敗はどのチームでもする。交流戦に入ってからのチームの成績を見れば現在は上出来だ。最初からホークスと千葉ロッテには苦戦することは分かっている。ホークスに2勝4敗。だったらよその3勝3敗でいいと思っていたところで4勝2敗で行ければいいし、そうやって星を稼いで行ければいいじゃないのか?
目先の1勝にこだわるのも勝負。しかし146試合終了時点でトップに立っていればいいんじゃないのか?その点では現在のチームは、井川と福原投手の勝ち星がアレだけでありながら本当に良くやっていると思う。
考えてみりゃ贅沢な話で、3連敗でここまでの反応があるくらい、タイガースの力が上がったものと考えたい。これも良い書き方じゃないけど、4〜7年前を思い出してみ??今と逆だから。
確かに今日の負けは悔しい。王監督は「甲子園で3連勝」と言ってから乗り込んできた。そのとおりになったのは悔しい。でも王監督だって「タイガースは弱いから3連勝計算できる。」と言ったわけじゃない。むしろ逆だ。日本シリーズでは甲子園で勝てなくて、今年は福岡でも負け越した。そのうえ「2勝1敗でいいよ。」なんて言ったら周りがコケる。それだけ悔しさを味あわせたタイガースなのだ。福岡でできたことを甲子園でできなかったことは今後の反省。
今日の福原投手の責任感に報いるためにも、千葉ロッテには性根を据えて、逃げたりかわしたりするのではなく、投手も野手も攻めきる姿勢で戦って欲しい。
最後に書きたいのは金本選手。すごく心配です。明日、スタメンで出られるといいけど。三瀬投手も故意じゃないにしても、内角の攻めに今日は自信が持てないならサインに首を振ることも必要だぞ。腕、振れてなかったように見えたな。当てた後にマウンドで笑みを浮かべちゃイカンだろ?
今日のMVPはこちら。
これまで相手のエースと戦い、敗れてきた男であるが内容は悪くなかった。しかし今日は昨日まで仮であろうがエースであった男の残した後遺症を消すために果敢にホークス相手に向かっていった。
城島と矢野さんの大きな違いは「ストライクゾーンの広さ」と僕は言い切りたい。ルールで決められた広さを広く感じさせるリードを城島は行い、矢野さんはゾーンの中でコースを変えるリードをした。長打力のあるチームには矢野さんのリードはおそらく的を絞りやすかったかもしれない。そこに責任感という名目で硬くなった福原投手の球が少しずつズレて入ってしまった。
後半は一転してタイガースの追い上げムード。確かに守備固めなどで選手の入れ替わりはあるが、それでもハシケン、ウィリアムス投手はホークスを手玉に取っている。球児くんの喰らった1発は、ありゃぁあそこに投げさせる方が悪い。いくらなんでも相手は城島、そこに初球から真ん中低めのストレート。やはり昨日も書いたけど、ランナーがいるときのホームランはまずい。
中継ぎには相変わらず希望も持てる。打撃陣だって今日の後半からは悪い内容ではない。ホークスの5勝2敗、防御率も2点台だった星野投手を崩しているのだから悪いはずは無い。13安打で7得点、それも悪くない。ホークスとは今年はレギュラーシーズンでは対戦しないが、負けた試合は全てホームランでやられている。やられ方がわかっているんだから防ぎ方を研究すればよい。(外の球はホームランが少ないぞぉ)
福原投手の責任感は誰も責められない。昨日の井川が残したものを振り払うために戦っていた。惜しいのは矢野さんと桧山選手に迷いが見えること。打席だけじゃなく、守備でも迷いが見られているのは返す返すも残念。次の世代の選手の足音がすぐそこまで迫っていることを両選手がどう思うか?そこに注目したい。
昨日の1試合で失ったものは大きいことは事実。それは投手陣と野手陣の微妙な気持ちの乖離だったりするかもしれない。でも今日の終盤で少し払拭できたと思う。次は千葉ロッテ戦。今週はパ・リーグの上位2チームとの厳しい戦いが続く。
きっと荒れている人もいると思う。昨日の試合なんかは特に。
でも考えてみて欲しい。こういう書き方は好きじゃないという前提の下で書かせてもらうんだけど、3連敗はどのチームでもする。交流戦に入ってからのチームの成績を見れば現在は上出来だ。最初からホークスと千葉ロッテには苦戦することは分かっている。ホークスに2勝4敗。だったらよその3勝3敗でいいと思っていたところで4勝2敗で行ければいいし、そうやって星を稼いで行ければいいじゃないのか?
目先の1勝にこだわるのも勝負。しかし146試合終了時点でトップに立っていればいいんじゃないのか?その点では現在のチームは、井川と福原投手の勝ち星がアレだけでありながら本当に良くやっていると思う。
考えてみりゃ贅沢な話で、3連敗でここまでの反応があるくらい、タイガースの力が上がったものと考えたい。これも良い書き方じゃないけど、4〜7年前を思い出してみ??今と逆だから。
確かに今日の負けは悔しい。王監督は「甲子園で3連勝」と言ってから乗り込んできた。そのとおりになったのは悔しい。でも王監督だって「タイガースは弱いから3連勝計算できる。」と言ったわけじゃない。むしろ逆だ。日本シリーズでは甲子園で勝てなくて、今年は福岡でも負け越した。そのうえ「2勝1敗でいいよ。」なんて言ったら周りがコケる。それだけ悔しさを味あわせたタイガースなのだ。福岡でできたことを甲子園でできなかったことは今後の反省。
今日の福原投手の責任感に報いるためにも、千葉ロッテには性根を据えて、逃げたりかわしたりするのではなく、投手も野手も攻めきる姿勢で戦って欲しい。
最後に書きたいのは金本選手。すごく心配です。明日、スタメンで出られるといいけど。三瀬投手も故意じゃないにしても、内角の攻めに今日は自信が持てないならサインに首を振ることも必要だぞ。腕、振れてなかったように見えたな。当てた後にマウンドで笑みを浮かべちゃイカンだろ?
今日のMVPはこちら。