04
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
--
>>
<<
--

タテジマとファイブアローズに魅せられて

阪神タイガースはもちろん、Bリーグの香川ファイブアローズも応援中。
野球もバスケも素人目線です。お手柔らかに!
<< ヒーロー忍さん | main | 走れ赤い彗星 >>
ARCHIVES

PROFILE

LINKS

現在の閲覧者数:

ジオターゲティング
OTHERS

「熱」かったり「寒」かったり【3日間観戦記】
【4月11日(金)】

 静岡はそれほど寒くなかったけどやはり陽が落ちた後の横浜スタジアムは寒かった。手がかじかんだもんなぁ。

 試合は三浦投手と安藤投手の投げ合い。いや、マジで投げ合いって感じ。雰囲気は金本選手の2000本待ちってことで、少々重い雰囲気がする。でも安藤投手の気迫っていうか、そういうのはスタンドで見ているこっちが勝手に想像しているだけなんだろうけどそれが見えた気がして凄く頼もしかったし勝ってほしかった。

 7安打されたといっても不運な当たりっていうか、これは阪神ファンの俺の贔屓目もあるんだろうけど、ベイスターズのヒットもタイガースのヒットも同じような当たりで、だけど飛んだところが違うような、そんな当たりが多かったような感じを受けた。

 完投負けなんてすっごく久しぶりな感じがする。でも岡田監督は今年、先発投手陣には責任イニングと言っていいかどうか分らないけどとにかく投げさせている。その姿勢はこの試合でも表れているような気がして、監督から見ても先発スタッフが揃っていると実感しているんだと思う。じゃなけりゃ11勝中の10勝が先発投手につかないよね。

 打線の重さを感じながらも、安藤投手の投球内容に感動して、そして打球を脚に受けた安藤投手の無事を祈りながら宿泊先に帰った。


【4月12日(土)】

 この日は比較的良い天気。前日まではナイトゲームなので金本選手の打席の際にはフラッシュが光りまくっていたけどデーゲームなら関係無い。出るかなぁ?と思って球場に入る。

 試合前にはタイガースとベイスターズ両チームで活躍した、故・加藤博一さんの追悼セレモニーが行われた。セレモニーの映像、試合前の加藤さんへの応援、正直言って自分が泣くとは思ってなかった。

 加藤さんがタイガースに在籍したのは俺が小学生の頃だったと思う。そのころはホームランバッターが好きで掛布さんに夢中だったけど、加藤さんの名前はしっかり覚えている。

 引退後はプロ野球ニュースなどで笑顔を絶やさず解説などを務められていた姿がやっぱり一番印象に残っているかなぁ?

 セレモニーの中で行われた両チーム応援団による加藤さんへの応援。相手チームの応援に拍手を送るなんて滅多にないことなので不思議な感じがした。

 蒲田行進曲。加藤さんのHMだった曲。この曲で横浜の石井琢選手は打席に入りヒットを打った。試合は両投手ともにランナーを出す苦しい展開。新井選手の1000本安打でおめでとうを言うのだがタイガースは前半はリードを許す。両チームとも2ケタ安打を記録するけど横浜側に残塁がやや多い試合となっていた。

 あれほど出てほしかった金本選手の2000本安打がなかなか出ない試合や場面が続いているんだけど、なんか不思議なものでもうここまで来たら偉大な記録であることに変わりは無いんだからアニキの好きなように打ってほしい。そんな感じで応援していた。

 日が差す横浜スタジアム。チャンスを迎えたイニング。打席に入った金本選手は4番としてランナーを返す仕事を2000本目の安打でも変わらずにやってのけた。

 金本選手ほどの偉大な選手でも苦しんだ2000本目の1本のヒット。打った瞬間の球場の声ではないような大歓声が金本選手1人のために降り注ぐ凄い場面。

 先に2000本安打を達成している横浜の石井琢選手が花束を渡し、レフトスタンドからは矢野さんと誰か1人としかわからなかったけど花束とプレートを渡している。

 こうなったら負けるわけにはいかない。その気持ちはみんなが一緒だったと思う。そしてそのとおりに試合を終えた。なんか凄く幸せな試合を観た気がした。いや、「気がした」んじゃなくて幸せな試合だったんだ。久々に余韻が消えない試合を観戦させてもらった。そんな気持ちだった。


【4月13日(日)】

 朝から雨。でも昼ごろにスタジアム周辺に着いた時は雨は止んでいた。しかし寒い。金曜日の夜も寒かったが日曜日の昼も寒かった。

 風も少しあって寒くって、立って応援していたら震えてしまった。

 でも福原投手は前回の読売戦とは違い、横浜相手に丁寧に投げて行った。

 どうもプレートアンパイアと相性が悪いのか、それを“相性”と言っていいのか、そもそも審判との相性ってアリ?とか思うけど、どうもストライクをコールしてくれない投球があったようだね。

 5回まで無失点の福原投手だが、ついに6回に主審の判定に矢野さんと2人で天を仰ぐ。それからはマウンド周辺を歩いて努めて落ち着こうとしているのが分かるんだけど微妙に手元に狂いが生じたのか1失点してしまう。

 続く村田を歩かせたが、これは良い四球だと思う。下手に高めに入ったら、ここまで打率はあまり高くない村田選手であってもスタンドに持って行くだけの力は充分にある。ここは2人で1アウトを取れば良かったし、実際にそうなった。

 6回終了時、そして7回に打席に入るときに福原投手は主審に向かって行って何かを言っている。余程納得できないジャッジだったんだろう。

 8回の判定については、俺はレフトスタンドだからビグビーの背中しか見えないので何とも言いようがない。帰宅後に録画で確認してもよくわからないくらい微妙なものだった。

 試合途中でちょっとした出来事。ちょっと近くにいた女性ファンが周りの女性ファンの方にからんでました。ちょっと雰囲気悪くなっちゃましてね。気が散っちゃったのが残念でした。隣にいる彼氏?が止めてくれれば助かったんだけどなぁ。

 話は戻るけど、8回に逆転して試合は勝った。これで5カード連続で勝ち越し。すごいスタートダッシュだね。いったいどこまでをスタートダッシュって言うのか分らないけど間違いなく現在は好スタート。俺が大ファンの今岡選手に当たりが出ないのがファンとしてもとても辛いところで、さらに球場ではファンからも辛い言葉が出ていてそれを聞くのも辛いもんで今岡選手の打席には祈るような気持で見ているんだけど、何とか結果を出してほしいもんだと思う。こっちも「頼むよ〜。」だね。

 試合後は前述したような出来事もあったけど、周りのお客さんとメガホンでハイタッチして「ナイスゲームでした。」、「お疲れ様でした。」って声を掛け合うことが出来るのがファンの良いところ。もちろん元々他人同士で、球場を出ればまた他人に戻るんだけど、近くに座って1点に喜んでメガホンを叩きあううちに一体感が生まれてくる。だから勝った試合後もお互いの応援の健闘を称えあえるんだよね。これっていいことだよなぁ。

 特に何も考えずに思うままに書いてみました。長い文章でしたが最後までお読み頂きありがとうございました。

| タテジマに想いを | 21:22 | comments(2) | trackbacks(1) |
観戦おつかれさまでした。
特に日曜は寒かったですね〜。
たけさん行かれてるの知ってたので
しんどいだろうなぁとは思ってたんですが・・・
試合は勝って勝ち越しも決めて
疲れも報われたことでしょう。
風邪ひかれなきゃいいですが。

そう!あの周りの知らない人たちとメガホン叩き合う
あの一体感はスタンドならではの快感ですね。
球場出て歌う応援歌に誰からともなく呼応していくのも
同じ「好き」を持つ者同士の連帯感なのでしょう。

福原投手、よく気持ちを切らさずに耐え“忍”びましたね。
三戦ともナイスゲームでした!!
| とらうびこ | 2008/04/15 9:58 AM |

とらうびこさん
 コメントありがとうございます。
 本当に日曜日は寒かったですね。天気予報では日中の最高気温が11℃とか言われていて「ホントかよ?」と思っていたら恐らくホントでした。冬の服装を持って行かなかったので本当に寒かったです。攻撃も最初は残塁が多かったし。
 
 さてあの一体感。どうせだったら恥ずかしがらずに思い切ってメガホン叩き合うのをやりたいですね。以前、甲子園の1塁アルプス席で観戦していたときに9回表終了時点で1点負けていたんですよ。そこで俺が「サヨナラ勝ちせぃ!!」って言ってみたんです。そしたら前に座っていたお客さんが「そうや!サヨナラや!!」って俺の方を向いて言ってくれて、そこからも一体感が生まれました。そして試合は本当にサヨナラ勝ちしたんです。2006年交流戦のオリックス戦でした。そんな一体感は気持ちいいものですね。なので近くに座った人に残念な人がいたのは残念でした。

 福原投手も前回の登板内容があったので不安でしたが投球内容は良かったです。おっしゃるとおり“忍”んで味方の援護を待った甲斐がありましたね。
| たけ | 2008/04/15 9:17 PM |










http://tatemise.tblog.jp/trackback/180710
金本選手 タイトル
進化する鋼の肉体…金本選手読売新聞金本選手は大学を卒業後にプロ入り、17年かけて安打を積み重ねた。その道のりを支えたのは、衰えを知らない鋼のような肉体だ。 2000本安...
| Newsチェック! | 2008/04/15 8:34 AM |