良かったね!光っさん♪
高橋光信選手が無事に来季への契約を更改した。
今年の光信選手は代打の切り札として期待されていたが開幕当初は全く期待に応えることが出来ずにファームに行った。そこで暑い時期にも練習をして1軍に帰ってきた。
ずいぶん年配の選手のように思う方もいるかもしれないが、まだそんなに歳ではない。実際にはもうひと花もふた花も咲かせることが出来る選手である。
今年の光信選手は代打の切り札として期待されていたが開幕当初は全く期待に応えることが出来ずにファームに行った。そこで暑い時期にも練習をして1軍に帰ってきた。
ずいぶん年配の選手のように思う方もいるかもしれないが、まだそんなに歳ではない。実際にはもうひと花もふた花も咲かせることが出来る選手である。
しかしその花がなかなか咲かなかった。
林選手の怪我により巡ってきたチャンスを相手投手によって葛城選手とシェアしてファーストで登場。その中でやってくれたのは8月31日。甲子園でのヤクルト戦だった。
この試合も現地で見ていたのだが、非常に強い追い風が吹いていた。ボーグルソン投手がラミレスにホームランを打たれて同点に追いつかれた3回、金本選手がバチコ〜ン!!と叩いた打球がスタンドに入る。
間に広大選手を挟み、その前の打席でヒットを打っていた光信選手はフルスイング。「この風なら狙うしかないだろう!」と思っていたら案の定、打球は高く上がりスタンドに飛び込んでいった。
初めて上るタイガースでのお立ち台。バックスクリーンに映る表情からは今にもこぼれそうな涙が眼を濡らしていた。
「恩返しが出来た。」と語った。32歳で野球を諦めざるを得ない寸前まで行った。そこをタイガースが声をかけた。九死に一生ではないがそれくらいの感慨だっただろう。あとは活躍するだけ。でもその活躍までが遠かった。
顔を泥だらけにしてボールにも飛び込んだ。1打席のためだけに準備する日を繰り返した。チャンスで凡退してベンチに戻るときにはヤジだって浴びた。
誰もが繰り返し経験することであろうが、一度は自由契約になったことを考えれば野球を続けられる喜びを感じながらも「このままではまた・・・」と思わなかったといえばきっとそんなことは無いだろう。
必死なのだ。必死だからこそお立ち台で「恩返し」という言葉が出たのだ。一瞬の安堵を許してほしい。それを言葉で表わすから「恩返し」が出て来たんだと俺は解釈した。良かったなぁ・・・心からそう思える観戦だった。
まだまだこれから活躍の場はある。でもその場を作るのは他でもない自分自身だ。それを分かっているから来期も必死だと思う。
タイガースの代打の切り札というと、神様と形容された八木さんや、レギュラーでも活躍し、晩年は代打でも大活躍した真弓さんの印象が強いため、どうしても代打という名称で損をしている面がある。当然、誰でも神様になれるわけがないし、簡単に認められるわけでもない。
でも高橋選手は自分でも決め、チャンスも作るタイプでいいじゃないか。新しい形の代打になれるかどうか。来季も注目である。
林選手の怪我により巡ってきたチャンスを相手投手によって葛城選手とシェアしてファーストで登場。その中でやってくれたのは8月31日。甲子園でのヤクルト戦だった。
この試合も現地で見ていたのだが、非常に強い追い風が吹いていた。ボーグルソン投手がラミレスにホームランを打たれて同点に追いつかれた3回、金本選手がバチコ〜ン!!と叩いた打球がスタンドに入る。
間に広大選手を挟み、その前の打席でヒットを打っていた光信選手はフルスイング。「この風なら狙うしかないだろう!」と思っていたら案の定、打球は高く上がりスタンドに飛び込んでいった。
初めて上るタイガースでのお立ち台。バックスクリーンに映る表情からは今にもこぼれそうな涙が眼を濡らしていた。
「恩返しが出来た。」と語った。32歳で野球を諦めざるを得ない寸前まで行った。そこをタイガースが声をかけた。九死に一生ではないがそれくらいの感慨だっただろう。あとは活躍するだけ。でもその活躍までが遠かった。
顔を泥だらけにしてボールにも飛び込んだ。1打席のためだけに準備する日を繰り返した。チャンスで凡退してベンチに戻るときにはヤジだって浴びた。
誰もが繰り返し経験することであろうが、一度は自由契約になったことを考えれば野球を続けられる喜びを感じながらも「このままではまた・・・」と思わなかったといえばきっとそんなことは無いだろう。
必死なのだ。必死だからこそお立ち台で「恩返し」という言葉が出たのだ。一瞬の安堵を許してほしい。それを言葉で表わすから「恩返し」が出て来たんだと俺は解釈した。良かったなぁ・・・心からそう思える観戦だった。
まだまだこれから活躍の場はある。でもその場を作るのは他でもない自分自身だ。それを分かっているから来期も必死だと思う。
タイガースの代打の切り札というと、神様と形容された八木さんや、レギュラーでも活躍し、晩年は代打でも大活躍した真弓さんの印象が強いため、どうしても代打という名称で損をしている面がある。当然、誰でも神様になれるわけがないし、簡単に認められるわけでもない。
でも高橋選手は自分でも決め、チャンスも作るタイプでいいじゃないか。新しい形の代打になれるかどうか。来季も注目である。