タテジマとファイブアローズに魅せられて

　最終日。まさかあんなに長い試合になるとは思わなかった。確かに試合展開は遅かったけど。

　途中、アニキのポール際へのファール、入ってなかった？ライトからはポールの上を巻いた様に見えたんだよね。

　先制したタイガース。でも久しぶりの先発の安藤投手は米野選手にやられまくって３失点だった。後ろは投手なのに。でもこの３連戦、青木選手にバッティング面での仕事をさせなかったバッテリーは良く研究していたと思う。

　２日目は中村ヤス投手。とにかく応援したくなる投手。本当に不思議。なんかマウンド上で困っていると「がんばれ！」、「あと少しだぞ！」と励ましたくなる投手。そういやぁ、何年も前にブルペンだと凄いけど、マウンド上だと制球に苦しむ左腕といえばタイガースには何人かいた。

　決まれば凄いのにそれが決まっていかない。キャッチャーの浅井くんも、サードの関本選手も中村投手を励ます。

　記録上はエラーじゃなかったけど、３回と５回にそれぞれあった赤星くんと浜ちゃんの守備はエラーもの。「なんとかならんのか？それ！」という守備は中村投手に気の毒だった。積極性を忘れちゃいかん！！

　３連戦の初戦。いよいよって感じでライトの３１段に座る。そう、３１段。素敵な３１段。後ろは通路。

　試合について思い出せることは、オックスが頑張ったこと、そして同点に追いついた桧山選手の当たりについて。

　はっきり言って、あれはヒットの「Ｈ」ランプにして欲しい。記録はエラーだけど、ライトからは強襲ヒットに見えた。ただでさえ、打率が身長の数字より低くなっているんだけど、そんなときだからなおさらそう思った。