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タテジマとファイブアローズに魅せられて

阪神タイガースはもちろん、Bリーグの香川ファイブアローズも応援中。
野球もバスケも素人目線です。お手柔らかに!
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サヨナラに雨が降る
 観ているこっちも疲れた、でもこんな疲れなら大歓迎。そんな2週連続のサヨナラだった。ずいぶん前にロッテ・オリオンズ(現・千葉ロッテ・マリーンズ)が『テレビじゃ見れない川崎劇場』といって集客をしていたけど、このところの甲子園はさしずめ『地上波じゃ見れないサヨナラ劇場(サンテレビを除く)』といった感じさえした。そのうち1試合を甲子園で応援できたことを光栄に思っている。

 気がついたらタイガースはこんな勝ち方も出来るようになっていました。観ていてそう思えるような気がした。今年は去年ほど、NEVER NEVER NEVER SURRENDER と言わなくなったが、言うまでもなく全員に浸透しているってことなんだろうなぁと思ったら、本当に嬉しかったし、チームが頼もしく見えた。

 今は確かに苦しい。采配などに色々な意見も出ていて、これも人気球団の宿命なのかな?とも思う。それでも試行錯誤しながらも首位にいるチームの底力は認めないわけにはいかないだろう。

 『胸突き八丁』という言葉を聞いたことがある人も多いと思う。元々は登山の言葉だが、要は物事を達成していく中で一番苦しいところのことをあらわす言葉だ。

 登山をやっていた僕にはこの言葉がよくわかる。実際に苦しいなんてものじゃない。高山病にかかってしまえばなおさらだった。この登山が終わったら、絶対に登山部を辞めてやる!そう思いながら登って行って、目の前の急斜面を乗り越える。ひと安心する間も無く、本当の胸突き八丁はまだ先にあると知り、足が止まる。そしてまた歩き出す。この繰り返しだった。そして頂上に上り詰めるとこう思う。「また来よう。」と。

 タイガースも今の苦しさは苦しさとして感じているだろうが、胸突き八丁に差し掛かるのはこれからだ。今の苦しさは苦しさのうちには入らないものと思っているし、それを乗り越える力が充分あることはみんながわかっている。そしてそのあとに待っているのは去年以上の歓喜だろう。

 『科学を恐れすぎてはいけない しかし恐れないのもいけない。』とは明治〜昭和初期の科学者で文学者でもあった寺田寅彦氏の言葉だ。僕はタイガースにそしてタイガースファンに今、この言葉を送りたい。『科学』という言葉をそれぞれに置き換えて読んでみてほしい。人によっては『変化』かもしれない、人によっては『決断』や『前進すること』かもしれない。油断をせずに、怯むことなく先を明るく見て向かっていく今までの姿勢があれば必ず道は開けると思う。

 そろそろ猛虎も暁を覚え、春眠から覚めた頃だろう。空腹な時の猛獣が危険であることは言うまでもない。腹をすかせた猛獣が白星を捕獲しまくる姿が早く見られることを僕は願っている。そして観客の大歓声が、時として五月雨のように、またあるときは夏の日の夕立のように、猛虎の渇いた喉を潤すものであれたらと思い、僕は甲子園で大きな声を上げ応援する。願わくばこの願いが届きますように。甲子園での声援に、他球団への批判やケンカ(、女性を口説く言葉)なんて必要ないのだから。
 甲子園球場、それは・・・・阪神タイガースとプロ野球を全力で応援するところじゃ!!!

 おかげさまで、こんな文章でも20作を越えることができました。よろしければこれからもお読みください。
あと、野間口選手が巨人入りですか?色々意見もあるでしょうけど、「阪神を強くしたい。」と思ってくれている選手が来てくれればそれでいいです。
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| T−コラム | 20:47 | comments(0) | trackbacks(0) |