タテジマとファイブアローズに魅せられて

　この試合をライトスタンドで見ることができた幸せ。うちの子供は何が何だか分からない様子だったが、大人になって誇ることができる試合に立ち会ったことは間違いない。

　ルーキーイヤーに開幕スタメン。前年３割を達成した藤本選手（現コーチ）もいたけど岡田監督（当時）は鳥谷選手を起用。途中で出場機会が減ったけど、今でも覚えているのは夏場から体が一回り大きくなった感じがして、そこから居場所をガッチリつかんでいったこと。

　下柳さんの最多勝を決めた試合ではサヨナラホームランを打ったことも思い出される。

　心からおめでとうを言わせてほしい。ありがとうも言っておきたいよね。

　さてこの試合。序盤から能見投手が３イニング連続失点。そこまで悪いようには思えなかったけど。

　４回からは立ち直って６回３失点。まずまずの内容だったと思う。

　それにしても終盤の畳みかけが凄かった。カープ戦でも点を獲れていないわけではなかったけど、打線の調子は悪くない。むしろいいのかも。ベイスターズも食い止めようとするけどタイガースの打撃の勢いがあって最終的に５点リードで試合終了。

　２点リードの８回表では高橋投手。マテオ投手ではなく勝利の方程式に実力的に並ぶ投手でしっかり固めに行っている。

　３位ベイスターズに差をつける勝利。仕切り直しは何度でも。もう１回勢いつける勝利で鳥谷選手の２０００本安打を祝っている。

　試合後、鳥谷選手の缶バッジかなにかを購入する行列、凄かったな。








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