タテジマとファイブアローズに魅せられて

　丁寧に慎重に。見ていてそんな印象を受けた岩貞投手。開幕から結果が出ないシーズンだったけど、この１勝で流れを変えていってほしい。

　それにしても課題だった立ち上がり。救ったのは中谷選手のファインプレー。あれ、速かったねぇ！画面の隅の方から一気に入ってきてとった感じ。あれは凄いわ。

　それだけではなくて打つ方でも勝利打点となった犠牲フライもあった。直前のあわやホームランかという大きな当たりがあった直後だったので、振りが大きくならなければいいんだけど・・・と心配したのは余計なお世話だったのかも。しっかりとバットにボールを乗せて、３塁走者の糸井選手が帰ってくるには充分な大きさの犠牲フライだった。

　なおも続く１アウト３塁のチャンスで鳥谷選手がショート真正面のゴロでランナーを返すことができず、打席には北條選手。これもまたいい感じで右中間を抜ける一打に。１塁走者の鳥谷選手が歯を食いしばって走る姿が印象的な一打は３ベースで２点差。　

　でも裏にはピンチが。５回は味方が得点した直後の守りで失点しているだけに、ここで失点したらリズムが狂うのでは？という守りを荒木選手を送りバント失敗からの併殺打という一番いい形の結果でマテオ投手につなげることができた。

　試合後のヒーローインタビューは岩貞投手。ここまで投げたら文句なし。ただ、甲子園だったら中谷選手も呼ばれていたに違いない！！

　今日は中谷ＤＡＹでもあったんじゃないか？と思った一戦でした。

　鳥谷選手のことは、明日の単独２位が決まってから。






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