タテジマとファイブアローズに魅せられて

　ヒット数も多く打たれているため、どこまで喜んでいいのかわかんないんだけど四死球が少ないことと、ランナー出してる割には球数が８イニングで８８球というのはナイスピッチングにしてもいいのかもしれない。テンポという点ではヒットを打たれているけど悪くなかったのかな？

　この試合で特筆すべきは西岡選手と大和選手２人合わせての出塁率。この高さはとても大きい。２人でチャンスを何度も作れば３番以降でそりゃ返すことも出来るってもんだ。良太選手のタイムリー３ベースはその表れ。これを繰り返していくことでチームの勝利もそうだけど、４番打者としての良太選手も育つ。これが大きいんだよね。４番が固定できれば周りの打順も固めることが出来てくるし。

　１０安打１得点のカープに比べて１２安打７点のタイガース。違いは何かといわれれば、終盤にヒットを集中させたことかもしれないけど、こうしたイッキの攻めもできることが大切。シーズンに入ってもこうした攻めを見せることが出来れば、相手もランナーを背負うことを過剰に意識するはず。

　オープン戦も残り少なくなってきたけど徐々に見えてくるチームの姿勢が楽しみである。