タテジマとファイブアローズに魅せられて

　考えてみれば仕事自体がそうで、俺のような怠け者がいつも思うのは働かないで金が欲しいということ。でもそれができれば誰も苦労しないわけで、俺にはそんなことが出来るわけでもなく、いきなり月収１００万円とかになれるわけでもないので地道に働くと。

　でも不思議なもので、その仕事の中にもやりたいこととできることがあって、その中にいることがぬるま湯でも心地よく。同じ職場に長くいるってことはそんな風になってしまうのかもしれないね。

　でもでもプロの世界でそんなことやってたら直ぐにいなくなっちゃうわけで、そこには俺のような者には理解できないくらいの「やりたくない」くらい厳しい練習を繰り返し、「できること」だけじゃなくて、その対極にある「できないこと」を「できること」に変える努力をしているんだろうなぁって思った。　

　伊藤隼太選手がファームで鍛えられていて、それを思うと１年目の鳥谷選手は凄かったんだなぁって改めて思う。でもこの２人に共通するのは丈夫な体。鳥谷選手も試合中の怪我を除けば欠場とか無いし、隼太選手も入団決定してからいつ休んだんだ？ってくらいの練習の虫って感じ。スピードの差はあっても出てくる選手だろうなぁって思っている。

　和田監督になってからのタイガースもきっとそう。出来ることだけじゃ勝てないから出来ないことも出来るように。出来るけどやってなかったことをもう１回しっかり出来るように。その繰り返しなのかな？って思っている。

　明日は何とか定時であがれそう。明日こそはせめて３回表くらいから試合を観たいなぁ。