タテジマとファイブアローズに魅せられて

　それでも今日は、暗黒脱出したＫＥＮさんと観戦するとあっては、これで負けたら「お前のせいで暗黒復活じゃ！！」などと言われないためにも、やはり勝つしかないぞ！！と思ってかれいどさんたちと試合前に合流し、さらにはとらうびこさんにこんな感じでプレッシャーをかけられたら負けて帰れるのか！！と思わないでもなく、自然と応援に気合が入りそうになった。いや、別に入って悪いものでもないのだが。

　そんな感じで席についたら久保投手がサクッと１回表を終了させる。実に良い。その裏である。ＫＥＮさんが敬愛する赤松選手の５２番を引き継ぐ男であるバルディリス選手がフルスイング！！伊達にファームで首位打者争いしてないぜ！！って当たりがスタンドに。これで大興奮。勝った！！と思うと同時に「まさかこの１点で終わるんじゃ・・・」と嫌なネガ予感が脳裏をよぎったｗｗ

　しかし今日の久保投手は粘った。実に良く粘った。ランナーが出ても粘って得点を許さない。ランナーためられてドカン！！で同点、または逆転くらいの気持ちにもなったが、そのたびにスワローズがナイスな走塁でチャンスを潰しまくってくれる。なんでそこで周らすのか？なんでそこで走らすのか？というのを絶妙なタイミングで披露するのだ。

　走塁というのは実に難しいもので、成功すれば賞賛を浴び、失敗すればルンバである。ルンバを覚悟しながらも仕掛けなけりゃ何も生まれない。その繰り返しの中でどこまで精度を上げられるか。ここが判断の難しいところだ。

　このところ悪かった広大選手も今日はブラゼル選手とのエンドランという、三振ゲッツー覚悟の作戦からタイムリーが生まれる。これで浮上のきっかけになってほしいし、あとは新井さんか。。。。。なんとかならんかな？ちょっと前にまとめて打ってしまったんで、今日は調整にも見えてしまった。。。。。次は頼むよ！！

　最後の球児投手の安定感は抜群。この投球で、この投手で終わるからタイガースに勢いがつくのだ。タイガースに勢いをつけるには球児投手と４番の一撃が一番であると思う。そういう意味では３点差のままで９回表を迎えたのは一番良い形である。

　今日は雨が降るような予想で、実際に甲子園上空の空には実に微妙な雲が立ち込めていた。でも最後まで天気は持ったし、試合は勝ったしで嬉しい３連戦となった。

　次は８月の京セラドームの広島３連戦。タイガースは借金があるが、俺の今年の観戦成績は好調。これは２００３年にチームは勝ちまくっているのに俺の観戦成績はギリギリで勝ち越した時期の反対？なんて思うのであるが、とにかく続いてくれれば嬉しいと思う。

　おかげでゆっくりした気持ちで帰れます。お会いした皆さん、ありがとうございました。