タテジマとファイブアローズに魅せられて

　極論だろうけど、筒井投手の出来如何では江草投手の起用が変わるんだからね。いや、すいません、私は先発江草推進派なんで。

　筒井投手の投球とか、スクリュー（推定）を投げるのを見たら暗黒時代に中継ぎで来る日も来る日もマウンドに上がった弓長さんを思い出した。結構好きだったんだよね。どうか筒井投手には弓長さんの存在を、先ずは目指して試合出場を続けて欲しい。

　最終回にチャンスを作ったんだけど、ここで残念だったのは狩野選手も浅井選手も初球に手を出してしまったこと。

　監督は初球からというだろうけど、それはストライクなら何でも振れというよりは、甘く来たら狙えるものは狙っていく積極性のこと。手を出した球は初球から手を出すほどのものではないと思える球。ここのあたりをしっかり意識していこう。じゃないとアウトを簡単にあげることになっちゃうね。

　心配なのは新井さん。５番でサード、しかも腕の故障のこともあり、様々に昨年とは違う内容で試合に出ている。

　どうなんだろう？当初の構想ではファーストで何人かの選手を使うために、ファーストを流動的なポジションにするために新井さんをサードにして、ユーティリティーの関本選手をファーストにしたのだが、代わりにファーストを守りそうな、試合に出場させたくなるような選手が現状では不在。新井さんの故障箇所への負担も考え、スローイングも少ない（昨年度ゴールデングラブ受賞の）ファーストへ戻して打撃の回復を図るというのも時期的に試して良いのでは無いだろうか？調子が上がったらそのとき再考すればいいだろうし。

　というのは、やはり選手には居場所があるということ。今日は５回に桧山選手登場という（俺にとっては）驚きの場面があったが、やはり桧山選手の出番はもう少し後。いるべき場所、出るべき場所というやつがやはりある。放送開始１０分後に水戸黄門が印籠を出したら番組にならないようなものだ。やはり「この背番号２４が目に入らぬか！！」を出すのは終盤の一発で試合を動かす大事な場面だと思うのだが。

　そんなわけで、俺のような野球に詳しくないファンにとってはちょっと今夜の試合は難しかった。明日は単純明快にスカッと勝ちたいね！！