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タテジマとファイブアローズに魅せられて

阪神タイガースはもちろん、Bリーグの香川ファイブアローズも応援中。
野球もバスケも素人目線です。お手柔らかに!
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当たり 坂
 秋季キャンプで「坂」という文字を目にすることが多い。

 坂選手といえば横浜スタジアムでホームランを打ったりしているが、本来の姿はホームランではなく左右に打ち分ける打撃であって、その打撃の柔らかさはかなりイイものを持っているのは周知の事実である。

 ただ、その良さを活かすには現在のタイガースは選手層が厚すぎる。時々見るファーム中継では格の違いっていうかそんな感じの姿を見せているのだが、サードにしても、本職と思われるセカンドにしてもレギュラーをつかむには何かを乗せなければいけない。

 守備の反応なら藤本選手や平野選手。確実性なら関本選手とか、そういった選手の合間に入りこむことから始めるのだから大変なものだ。

 盗塁の記録計測では何気に好タイムを出したりしているので、面白い存在だとアピールできているのは間違いない。

 年齢的には若い方であるので、急いで使う必要は無いのかもしれないが、使わずに置くのももったいない話だ。

 ただ、ここ数年のタイガースは新しい顔が入り込む隙が見つからない。変革期だったらこういう選手は好まれるのだが、円熟期に入っているタイガースでは難しいのだ。

 若手の台頭をテーマに挙げているが、これほどリスクの大きなものは無い。というのは、戦い方が確立されているチームにあってはこれが難しいのが当然なのだ。

 タイガースのアラフォーに頼っていていいのか?という声が大きいのだが、実際にそれで好成績を残している以上、そしてそれが戦い方として定着している以上、それを変えるのが難しいのは当然のこと。そこにチャレンジするのだから選手も首脳陣も大変なのだ。周りが言うほど楽なことじゃないのだ。決断にしても根気にしても。

 確かに若手を使って成績が低迷しても止むを得ないという考えもあるだろう。でも自分が出て負けることほど選手にとって嫌なものは無いだろう。だからそういった全ての部分を含めて使う方も気を使うのだ。

 それら複雑なもの全てを勘案しても坂選手を使いたい。そう思わせることができるかどうか。

 秋のキャンプではアピールして、春のキャンプに呼んでもらって活躍の場を得る。難しいと思う。関本選手だってレギュラーに固定されるまで何年もかかった。併用された時期だってあった。2008年の開幕はスタメンですらなかった。でも準備を怠らなければ出番はある。そういった良い見本がチーム内にいるのだ。

 練習中に目のあたりにボールが当たったと報道されて心配したが軽傷らしくひと安心。どうせならこれを「当たり!」の縁起物に変えて、活躍してほしいものだ。

| タテジマに想いを | 23:09 | comments(0) | - |