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タテジマとファイブアローズに魅せられて

阪神タイガースはもちろん、Bリーグの香川ファイブアローズも応援中。
野球もバスケも素人目線です。お手柔らかに!
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正しい目標を
 上園投手にキレを意識させる話がデイリーに載っていた。俺はこれが正しい方向だと思っている。

 本人がストレートのスピードアップを意識していると報道されたときに嫌な気がしたものだが、実際にそうなってしまった。

 速けりゃ抑えられるのか?だったら下さんはどうなんだ?!ということだ。速いこともいいんだろうけど、やはり俺はコントロールの方が大事だと思うし、キレ!この場合は初速と終速の差が少ないというのも含まれると思うのだが、そういったことの方がスピードよりもさらに大事だと思う。

 でもまぁ、スピードを意識する気持ちも分かるわ。だってドラフトなんかでは必ず“最速150キロ右腕”なんて文字が紙面に躍るもんな。そら意識するわ。

 そんな上園投手の意識改革をするのが現役時代に遅い球を速く見せて勝ち星を挙げた星野コーチだというから説得力がある。130km/hあるか無いかのストレートにフォークをおりまぜ、90km/h台のカーブとの球速差で次々に打ち取っていった選手である。

 俺はこのプロ野球選手が個人目標を立てることに賛成だが、その方向が違うんじゃねぇか?と思うことは多々あった。俺の大好きな今岡選手には特にあった。

 2006年はホームランを打つ打撃にしたら不調になって、2007年はヒット量産なんて目標にしたら当てるだけになっちゃって、2008年は再びホームランなんて言ってたら結果が出なくって・・・・・もうめんどくさいこと考えずに来た球を強く打つくらいで行けばいいのに・・・・・なんて思っていた。

 そんなわけで、上園投手には是非とも自分がどんなタイプの投手になることが成功することなのかを考えてほしい。

 よくあるじゃない?!好きなタイプと上手くいくタイプが違うなんてことは。それと同じだよ。そりゃぁ両方とも一致すれば言うことないんだろうけど、実際にはどちらも歩み寄って一番良いと思われる形を色々な人のアドバイスを聞きながら自分で判断するんだからね。

 プロに入ってきた、プロで生活する理由って何だろう?お金もそうだし、名誉だって夢だってそうかもしれない。ってことはプロの世界で成功することだよね。その成功するために何が必要なのか?速い球を投げるためだけに入ってきたわけではないことは確かだと思う。

 球速はいずれ落ちるもの。でもそれに魅入られることも確かなこと。でもでもやっぱり勝てる喜びをもっとたくさん味わってほしいし、優勝争いに貢献できる充実感をもっと味わってほしい。そして俺たちファンも味わいたい。

 この秋のトレーニングで、しっかり勝てる投手になってほしい。勝てる投手であることが前提なら、俺は球速が速かろうと遅かろうと、その価値は違わないと思ってるよ。

| タテジマに想いを | 23:00 | comments(0) | - |