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タテジマとファイブアローズに魅せられて

阪神タイガースはもちろん、Bリーグの香川ファイブアローズも応援中。
野球もバスケも素人目線です。お手柔らかに!
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知らずに戻した際(きわ)
 この厳しい3連戦を3連勝で終えた。それも日に日に強い内容になって行ったのだ。

 序盤で5点先制したが以降に打線が決め手を無くす。それは広島ペースに試合が転んだ合図だった。

 徐々に失点するタイガース。対するカープは広島市民球場という今年で最後の球場の異様な雰囲気でタイガースを追い込む。この怖さは今年本当に味わっている。

 そのなかでタイガースは見せた粘りは正に驚異的だった。とにかく追いつかれない。毎回のようにランナーを出し、毎回のようにピンチを作る。極めつけはアッチソン投手が許したヒットでランナーがホームに突っ込んだ場面だ。これを際どいタイミングでアウトにするまでは本当に危ない試合だった。

 そしてこの1つのアウトがタイガースに少しだけ優しい風を吹かせることになる。

 カープは抑えの永川投手を持ってきた。このままの勢いだったら1点差で最終回を迎えれば何が起こるかわからない。それは当然の考え方だ。だが、この場面は普段リードしている場面で登板している投手にとっては非常に厳しい場面であったことは容易に想像がつく。

 同じ1点もやれない場面である。ただ大きく違うのはリードしている場面ではなく、リードされている場面であるということだ。

 リードしていれば「リードしている点数より1点少なく抑えれば勝てる。」のであるが、今日の場面はそれすら許さない「1点でも取られたら試合が決まる。」場面、要はそれがダメ押しになる場面であったのだ。

 これが全てとは思わないが、永川は試合を決める投球をしてしまった。結果的に鳥谷選手の打球は浅い当たりでありながら一番良いところに落ちるタイムリーヒットとなっていた。

 鳥谷選手は言っていた。「なんとか3つ勝って・・・」と。これは3連戦の初戦で大勝した際に語っていたのであるが、これが実現した。

 読売が試合が雨天中止で無いことでゲーム差は0.5広がった。ゲーム差を広げたのは久しぶりな気がする。それが例え0.5であってもあると無いとじゃ雲泥の差だ。これは本当に大きい。

 そして何よりも大きいことは、これだけ終盤相手のペースに引きずり込まれながらも勝ったこと。それも8月絶好調のカープに広島市民球場で3連勝したこと。水際、土俵際、土壇場・・・色々な表現が出来るけど、その中で紙一重の勝ちを手に入れることが出来た。これが本当に大きいのだ。

 紙一重の差ほど縮めるのがタフなものは無い。この一見無さそうでいて実はしっかりある紙一重の「紙」の部分を取り返したタイガースが踏ん張った。

 8月は決して楽な日程ではない。その楽ではない日程を楽ではないメンバーで戦っているなか、その中にあって勝ち方を知ってくるまでに今まで数試合かかったのだ。やっと勝ち方を覚えたタイガースである。ここからが本当の勝負どころなのだ。
| タテジマに想いを | 22:08 | comments(0) | trackbacks(1) |









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下さんついに10勝目!
 8月21日、阪神vs.広島戦。  阪神・下柳、広島・大竹の両先発で試合開始。初回、赤星が四球で出塁、 平野が送って一死二塁。この場面で鳥谷が先制ツーランを放ち、2対0。 今日もタイガースにいい流れが来た。  三回、先頭の下柳が三振に倒れた後、またも赤星がフ
| 虎のおしゃべり堂 | 2008/08/21 11:11 PM |