タテジマとファイブアローズに魅せられて

　鼻にくるか目にくるか？色々と違いはあるんだろうけど俺の場合は両方来るが、どちらかと言えば目に来るタイプだ。

　実は目が痒くなる花粉症対策は色々やってみた。目薬も使った。鼻に良いと言われているミント系のガムも噛んでみた。当然であるが眼にはガムの効果が無かった。

　そういっているうちに仕事で外出することが多い部署になってしまった。当然、山間部へも行く。そうなると大変なもんだ。山が黄色くなってるもんなぁ。

　で、結局どうしたかっていうと目を洗うことにした。今、色々あるでしょ？眼病予防とかで目を洗うやつが。それを使ったら一番ましだった。

　目薬は点せる回数に制限がある。そういうことだ。

　そしてそれは鼻の方にもやってみた。いや、目を洗う薬で鼻の穴を洗ったのではなく、鼻に入れるスプレーを使ってみたのだ。これが良く効いた。

　しかし予想外だったのは、連続する鼻かみで鼻がヒリヒリする状態で使ったものだから、その鼻スプレーがしみるの何の！！痛いくらいだぜ！！

　でもこれが効果的だった。最悪な時は鼻にティッシュを入れてそれを隠すためにマスクをしていたくらいだったが、少なくとも普通のマスクで済んでいる。

　飲み薬も回数に限度がるし、やはり眠くなるのと喉が渇くので大変だった。これは俺には向かなかった。

　予防としては甜茶が良いとか言われているが、仕事中にお茶を飲んでいる時間が無いことが多いし、外出先までポットに甜茶を入れて持ち歩くのも難しい。そういった形で考えると花粉症を普段から予防出来てる人って凄いわ。

　プロ野球界では春のキャンプ中である。選手は一体どうやって予防しているんだろう。

　俺は若い頃、地域のソフトボールリーグで外野手をやっていたのだが、そこは３月開幕であり開幕当初は花粉が舞っているであろう中でプレーさせられた。もうたまらなかった。外野フライが飛んでこようものなら、打った相手を本気で恨んだ。追っかけて行って、しかも既に涙目で追っかけて行って落球したこともあった。打席に入っても粘ると辛いので初球ばかり打っていた。

　でもプロはそうはいかない。プロ野球選手の花粉症治療法なんて凄く効果的だと思うんだけど、公開してくれないかなぁ？と思いながら間近に迫った日々を怖れ慄きながら待っている。今年は凄そうだし。