タテジマとファイブアローズに魅せられて

　ポジション的にはガード人が若干薄い気がするのが心配。特にＰＧが２人しかいないと思われ、この層の薄さをできれば補強したいところだった。

　しかしフォワード陣は層が厚い。１９０ｃｍ前後の日本人選手が揃い、レジーとクウソーの２人が同時に出場すれば１９６ｃｍの高田選手をＳＦでも起用できるといった高さのあるチームとなった。

　そう、レジーとクウソー。よく２人捕る金があったな！というのが正直な感想。この２人が入るとリーグでも屈指の強力インサイドとなる。ベテランのリーダーシップを発揮するレジーと、勢いのあるプレーでチームに勢いをつけるクウソー。本当にいい補強だと思う。

　リバウンドを制する者はゲームを制すというのはスラムダンクの名言。事実、昨シーズンは１９５ｃｍ？のシェイがＯＮ１の時間帯でも出場していたためミスマッチでリバウンドを制されることもあった。今年はその逆かも。日本人選手の大きさもあるのでミスマッチで有利にできるかも。

　個人的に好きな選手であるレジーとクウソーの２人が来てくれたのは興奮する出来事。

　２人ともダブルダブルが期待できるだけに、昨シーズンのようなシューター揃いではない、インサイドに強いチームが昨年と違う姿を見せてくれそうで実に楽しみである。