タテジマとファイブアローズに魅せられて

　内容としては鳥谷選手がエラーを２つ記録するなど、ちょっと守備面で安定さを欠いた。

　エラーということで失点はしたが自責点はつかなかった秋山投手が今日も結果を出してローテ入りに一歩前進。球速よりも大事なものを手に入れたような感じである。

　投手陣でこの日安定感を出したのは高橋投手。ノーアウトからこれまたエラーでランナーを背負っても後続を断って無失点。打者４人に球数11球というのは素晴らしい結果だと思う。

　反対に球児投手が球数23球とやや多め。三振を奪うタイプなので球数は多くなりがちだが、コントロールがビシッと決まれば少なくなる。これは調整段階ということか。

　打撃では今日も原口選手が１安打。昨日の試合で、「イケイケのときに打てなかった。」ことを反省点として挙げていたが、この日はそれを払しょくするかのように連打の後の先制タイムリー。

　１人置いてこのオープン戦期間中に４割台の結果を残す中谷選手もタイムリー。金本監督選定のキャンプＭＶＰの２人の野手が揃って結果を出している。２人とも成果が出ていると言えるし、この２人がキャンプＭＶＰと言い切った監督の眼力もあるということでＯＫ？

　開幕まであと３週間くらい。ここから先は徐々に入れ替えも考えられる時期で、主力が登場してくる時期。原口選手は起用前提のコンバートかもしれないけど、中谷選手には本当に、開幕１軍を実現させる内容と結果が続きますように。そう思っている。






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