タテジマとファイブアローズに魅せられて

　昨年の今頃は金本監督が就任して日が経っていなかった。だから秋の練習が必ずしも思うようにできたとは言えないと思う。

　でも今年の秋は違う。１シーズン、チームの指揮を取って感じたことや強化すべきことが分っているはず。そしてそれは監督が実現させたい練習、作りたいチームにするための練習を存分にやらせる時間であるということだ。

　言いかえれば、選手にも監督にもコーチにも、来年の結果に対する言い訳は用意されていないということ。よほどの故障者が続出しない限りは来シーズン出す結果が本当に重要になる。だから悔いの残らないような練習を。

　毎年のことだが、この秋のキャンプ次第で春季キャンプの１軍、２軍の割り振りが決まるはず。それは１軍でプレーするチャンスにもつながる。

　練習で疲れて他には何もできん！！くらいの感じで鍛え上げてほしいし、その練習について行けるだけのタフな選手たちであってほしい。それはいつも願っていることである。






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