タテジマとファイブアローズに魅せられて

　先発枠を競う日は残り少なくなっているのだが、今日はすでに開幕ローテを確定させている能見投手が好投。一口に好投といってもあの寒さの中である。試合前には雪が舞ってたんだろ？その中で指先の感覚とか、普段とはいろいろ違う中で好投したことは本当に大きい。

　昨シーズンは負けが多くなってしまい、不本意な結果。エースも藤浪投手に譲る発言もあったくらい。

　なんていうかな、他の世界でもそうなんだけど、自分の名跡を若い人に譲った途端に違う光を放つ人物というのがいるものだが、能見投手もそのタイプだったら面白い。単にエースから解放されたというのではなくて、エースという役目を終えたというか、譲ったうえで次の名跡を得るというか、そんな感じ。そういうシーズンになればいいなと思う。

　同じように登板した石崎投手は苦労しながらも４イニングを無失点。能見投手が投げた時間帯よりも気温はさらに低く。

　それでも無失点。悪いときでも無失点。これは凄いことなんじゃないか？と思う。

　悪い時に結果が出ない投手は普通にいる。でも悪い時でも悪い内容でも無失点で帰って来る投手の姿というのは貴重だし、これが勝てる投手というか、負けない投手というか、そういうやつか？！と思った。

　これで本当に開幕ローテから外すのか？というくらいの勿体なさ。既に決まりと言われている投手にもプレッシャーかけただろ！と言える内容。いやぁ、面白い。ロングリリーフもアリとか書かれていたけど、やっぱ試合の頭から見たいよな。

　残りのオープン戦、先発投手争いも楽しみ、楽しみ！　






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