タテジマとファイブアローズに魅せられて

　先発の下さんが５回２失点で降板したのだが、これが後々まで響くきっかけになったかもしれない。ベテラン先発投手が５回で降板というのは正直言っていただけない。あと１イニングは投げて欲しかったと思う。テレビ解説が江川と川藤なので、どう受け取ったらよいのかワカラナイが、５回で疲れている様子・・・・・なんて言われる投球では寂しいものだ。

　んで！金本選手のところに浅井選手を入れて、投手が榎田投手に代わった場面なのだが・・・・・なんで６番に投手を入れて９番に野手を入れなかったのだろう？攻撃が６番金本選手で終わっていて、それで代えるんだからわざわざ次のイニングに打順が回ってくる９番にそのまま投手を入れるんじゃなくて６番に入れとけばいいだろうに。左右病が無くなったと思ったら今度は中継ぎ１イニング病にでも罹患したか？

　残り４イニングで１点を守るというのは容易なことではない。６回の１イニングさえ守りきればＫＫＫで勝負をかける。これも間違いではないだろうが、現時点でＫＫＫは安定感構築中と言ったほうが正しいかもしれない状態。残念ながら水道橋のあの球場で１点を守りきるのは容易ではない仕事である。そうなると６回に投げた榎田投手の存在が大きくなってくる。

　１イニングで多くの球数を投げたのなら交替でも仕方ない。しかし投じた球数わずか７球。状況次第では次が下位打線でもあるのでイニングまたいでも良かったはず。決め付けるのではなく状況の変化に対応する采配を見せるところだった。

　あとはエンドランが決まったかと思えばアウトになっていたり、ちぐはぐな試合を行ってしまい負け。なんとも言葉にしようが無い試合だった。勝てた試合とも言い切れないが、負ける試合でもなかった。せっかく貯金できる試合を借金試合にしてしまった。そんな感じである。最後の球児投手の使いかたなんて気の毒でね。これも１イニングずつの投手起用の結果だと思う。とにかく明日は勝って対戦成績を五分にしないとね。

　球場は違うが今岡さんがタイムリーを打ったとかで、大変よろしゅうございました。