タテジマとファイブアローズに魅せられて

　昨日も書いたのだが、俺は“目の前にある事実を受け入れる”という考えでいるのでどんな形になってもプロ野球を観続けていければと思っている。

　東北楽天を中心とする選手たちが「生きているだけでも・・・」というのは俺も少しだけであるが理解できる。俺の場合、未だに連絡が取れない親戚がいる。今日は「１７１」にメッセージを録音した。

　ファンには非公開の実戦形式の練習が続いている。今日はマートン選手とブラゼル選手に当たりが出て良い兆しが出てきた。ベイスターズは外国人選手を全員帰国させたという報道があった。これも地震の側面だと思う。そんな中、地震と縁遠い国からやってきた外国人選手が日本でプレーを続けていることに感激というか感動している。彼らの覚悟のような気迫を感じるからだ。もちろん、ベイスターズの取った対応も正しい。心的不安を抱えたままプレーするのは辛いだろう。考え方は違うが、どちらの球団も選手に対するケアには万全を期してほしい。

　日本を元気にする。経済を元気にする。そのためのプロ野球の使命とは？事前に考えられること、やってみて感じること。それぞれがあって簡単に答えは出ない。どちらにせよ賛否両論である。応援するこっちの覚悟は決めている。何があっても復興は諦めたくないし、何があってもプロ野球そのものを応援したい。そして特定の球団に限っていえば阪神タイガースが大好きなので応援する。

　延期になるかもしれない。ただそうしたなかでも開幕に向けて準備を怠らず調子を上げてきている選手を俺は誇りに思う。