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タテジマとファイブアローズに魅せられて

阪神タイガースはもちろん、Bリーグの香川ファイブアローズも応援中。
野球もバスケも素人目線です。お手柔らかに!
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胸突き八丁
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 苦しさはどのチームも同じである。どのチームも負けられないという思惑は一緒。それは別にタイガースだけのものではない。

 例えばドラゴンズ。現在首位であるが2位に2.5差をつけてもマジックが出ていない。残り試合が少ないことを考えれば1つでも多く勝っておきたいところだろう。どのチームも楽な試合など有り得ないのだ。

 その中でのタイガースである。今日の試合は序盤から雨が降り、中断をはさんでいる。こうなると投手の出来に影響するのだが、今日はこれが大きな差となって出てしまった。

 俺が一番感じたのは四球の後始末である。守備的に良くないプレーはベイスターズのほうに多くあったと思うが、四球後の対処ではタイガースが大きく遅れをとった。

 タイガース投手陣が出した四球は3イニングに渡ってその後の得点をなってしまった。反対にベイスターズが出した四球は得点に絡まないものばかりだった。これは大きな違いである。

 言うまでもなく四球は守っているバックの野手がどうにも出来ないもの。投手と捕手の2人でやってしまっているものと言えるのかもしれない。そしてそれが得点に絡んでしまっては野手のリズムも攻撃のリズムも安定しない。

 穿った見方かもしれないが、この四球後の対処法がここ一番での最後の一押しに影響したのではないだろうか?

 長くなってしまった投球の間合いやリズムで少しずつ削られたのは味方打線の力だったのかもしれない。

 タイガースはベイスターズとの3連戦後、ヤマ場とも言える読売と中日との各3連戦が待っている。しかも中日とはナゴドで対戦する。もしかしてそこばかりに眼が行ってしまってはいないだろうか?だとしたらとんでもないことである。ここまで大きく勝ち越してはいるがベイスターズだって決して楽な相手ではないのだ。

 非常に苦しい展開は今日の負けで更に苦しくなった。新井さんが報道で、これからは全てトーナメントのつもりでと語っていたが本当にそのとおりである。

 「やるかやられるか。」今の時期をそう表現する方もいるが、そうではないのではないだろうか?やるかやられるか?ではなく、「やるかやらないか?」だと俺は思う。「やらない」なんて実に甘い言葉で、実際には「できない=やらない」でもいいくらいなんじゃないかと思うのだ。そしてその中で「やらない」なんて選択肢がないのであれば、それはもう「やるしかない」のである。

 甘い言葉や褒め言葉は最後にてっぺん獲ってからいくらでももらえる。今欲しいのはただ勝つという事実だけのはず。やるしかない選択肢を選ばざるを得ない男たちの有終に向けての戦いを刮目して観るしかないのだ。


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| タテジマに想いを | 23:46 | comments(0) | - |