タテジマとファイブアローズに魅せられて

　そのリニューアル甲子園、ベンチが危険らしい。そりゃやばいよ。報道されている範囲で見れば、確かにあの段差はヤバい。グランドレベルで４０ｃｍくらいのフェンスしかないのに、グランドからベンチへはかなりの落差っていうか高低差があるのが窺える。

　しかもファーストフライや外野フライが見にくく、天井が低いのでサヨナラ勝ちなどでベンチで飛び上がって喜んだら頭をぶつけてうずくまりそうというコントのようなベンチになったらしい。

　どこの記事で読んだか忘れたが、観客席からベンチが見やすくなるように配慮したとかしないとか。ハッキリ言ってそれはファンサービスじゃねぇだろう。ベンチはいいから試合を観やすくしろ！である。

　さらに驚いたのはベンチからグランドへ出る際の階段に手すりが付いていること。観客席など一般の方が来る場所なら分かる。でもまさかプロ野球選手の仕事場で、走って投げてプレーする選手がいる場所にバリアフリーが適用されるとは思わなかったぜ！！それとも相当な高年齢の監督がこれから指揮を執る予定でもあるのだろうか？これはいらないだろう。今にスロープが付くぞ！！

　こういった現場からの不評を聞いて感じるのは、設計した人や施工者は野球の経験があるのだろうか？ということ。それはアドバイザーでもなんでもいいからプロ経験者を入れなきゃマズいだろう。入れていてこれなら更にマズいだろう。

　シャレにならん内容であり、ただでさえダイビングしそうな平野選手が今年からいるんだからもっと気をつけてもらわなきゃ！！

　今度の週末には甲子園見学会があるそうだ。そこでどんな甲子園を見せてくれるのだろう。楽しみというよりは何か不安な気もするし、すぐに直せるものなら本当にすぐにでも直してほしい。

　ファンにとって安全でも選手にとって危険な甲子園を作らんように！！それだけは真剣にお願いしたいなぁ。