コラッ!!
『相手がワルツならワルツ、ジルバならジルバを踊るように』とおっしゃったのは往年の名レスラーでAWA世界ヘビー級王座を何回も防衛したニック・ボック・ウィンクルだったか、その父の名レスラー、ウォーレン・ボック・ウィンクル。つまり、ダンスを例にとってもどんな相手にも合わせられる。それだけの幅がないと一流とは言えませんよ。ってことだ。
相手のヤクルトは野村ID野球の遺伝子を強く受け継いでいる緻密で繊細で大人の野球をするチーム。俺はヤクルト相手なら極端な話、ノーアウトでランナーが出たら2回送りバントをして2アウト3塁という場面を作っても良いんじゃないか?くらい思っている。そのチーム相手に3塁へ意表をついて走ってみたり、決勝点がポロッとやるやつだったら勝てないってことだ。
2点先制。それは良い。1点目はタイムリー。2点目は相手のミスを突いている。
確かに2点リードを守りきるのは辛い。昨年は7回以降を何も心配しないで任せられる3人(うち1人は劇場系)がいたが今年はいない。そのため1点でも多く狙いたい気持ちは物凄く良く分かる。でも勇気と無謀は違う。赤星選手の3塁への突撃は必要というよりは無謀。塁を埋めていきたかった。米野捕手の若さを突いた奇策かもしれないけど、3塁へのスチール?は結果は別としても100%の成功率を要するものだし、若さは裏を返せば必死さでもあるのだから、それは油断をしてはいけない。
そして矢野さんのポロリ。大事な場面であっても、どんな場面であっても何回も見せられるのだが、さすがにあのときのポロリはダメージが大きい。時として横着しているようにも見えるし、責められるのは矢野さんばかりではないんだろうけど、あぁいう投球でも何とか止めてくれないと投手も落ちる球を際どいところへ投げるのを躊躇してしまうだろう。しかもあのポロリで1塁ランナーの岩村選手は3塁に達してしまい、併殺狙いが前進守備になってしまった。前進守備になれば内野を抜きやすくなる。ハイリスク・ハイリターンな守備の原因を作ってしまった。
そして井川投手の気持ちが切れる音が聞こえた気がする。そりゃ味方のエラーでいちいち気持ちが切れていたらエースとは言えないなんて言う方もいらっしゃるかもしれないけど、今日の展開でそれを言うのは酷というもの。油断が出来ない、繊細で緻密な野球をする連中に使う神経は通常の相手とは違うはずだ。
矢野さんの途中交代は休ませるというより矢野さんへの罰というかそんな感じがした。例えレギュラーであっても、前日に2本のHRを打っても矢野さんで取れる点も重要だけど、今日の内容では矢野さんで防げる点が重要。そこを読めないのでは交代も仕方ないと思う。
グラブだけチョット出すとか、止めに行っても顔や体までをそらすとか。確かに当たれば(特に股間は言葉にならないくらい)痛いだろうし、捕手というポジションは本当に大変だと思うけど、それを理由にポロリが許されるわけでもないだろう。「記録はワイルドピッチ!」などと言われるたびに「矢野さんのエラーじゃないのか?」と思ってしまう。他にも出たがっている捕手はいるんだ!!それを肝に銘じなおして試合に出場して欲しい。
与えなくてもいい点を与えていたら、今日のように根競べのような試合には勝てない。そこは忘れないで明日からも戦って欲しいな。
相手のヤクルトは野村ID野球の遺伝子を強く受け継いでいる緻密で繊細で大人の野球をするチーム。俺はヤクルト相手なら極端な話、ノーアウトでランナーが出たら2回送りバントをして2アウト3塁という場面を作っても良いんじゃないか?くらい思っている。そのチーム相手に3塁へ意表をついて走ってみたり、決勝点がポロッとやるやつだったら勝てないってことだ。
2点先制。それは良い。1点目はタイムリー。2点目は相手のミスを突いている。
確かに2点リードを守りきるのは辛い。昨年は7回以降を何も心配しないで任せられる3人(うち1人は劇場系)がいたが今年はいない。そのため1点でも多く狙いたい気持ちは物凄く良く分かる。でも勇気と無謀は違う。赤星選手の3塁への突撃は必要というよりは無謀。塁を埋めていきたかった。米野捕手の若さを突いた奇策かもしれないけど、3塁へのスチール?は結果は別としても100%の成功率を要するものだし、若さは裏を返せば必死さでもあるのだから、それは油断をしてはいけない。
そして矢野さんのポロリ。大事な場面であっても、どんな場面であっても何回も見せられるのだが、さすがにあのときのポロリはダメージが大きい。時として横着しているようにも見えるし、責められるのは矢野さんばかりではないんだろうけど、あぁいう投球でも何とか止めてくれないと投手も落ちる球を際どいところへ投げるのを躊躇してしまうだろう。しかもあのポロリで1塁ランナーの岩村選手は3塁に達してしまい、併殺狙いが前進守備になってしまった。前進守備になれば内野を抜きやすくなる。ハイリスク・ハイリターンな守備の原因を作ってしまった。
そして井川投手の気持ちが切れる音が聞こえた気がする。そりゃ味方のエラーでいちいち気持ちが切れていたらエースとは言えないなんて言う方もいらっしゃるかもしれないけど、今日の展開でそれを言うのは酷というもの。油断が出来ない、繊細で緻密な野球をする連中に使う神経は通常の相手とは違うはずだ。
矢野さんの途中交代は休ませるというより矢野さんへの罰というかそんな感じがした。例えレギュラーであっても、前日に2本のHRを打っても矢野さんで取れる点も重要だけど、今日の内容では矢野さんで防げる点が重要。そこを読めないのでは交代も仕方ないと思う。
グラブだけチョット出すとか、止めに行っても顔や体までをそらすとか。確かに当たれば(特に股間は言葉にならないくらい)痛いだろうし、捕手というポジションは本当に大変だと思うけど、それを理由にポロリが許されるわけでもないだろう。「記録はワイルドピッチ!」などと言われるたびに「矢野さんのエラーじゃないのか?」と思ってしまう。他にも出たがっている捕手はいるんだ!!それを肝に銘じなおして試合に出場して欲しい。
与えなくてもいい点を与えていたら、今日のように根競べのような試合には勝てない。そこは忘れないで明日からも戦って欲しいな。