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タテジマとファイブアローズに魅せられて

阪神タイガースはもちろん、Bリーグの香川ファイブアローズも応援中。
野球もバスケも素人目線です。お手柔らかに!
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そんなら遠慮なく行ってやれ!!(藤本選手のファンの皆さんごめんなさい。僕は関本派なんです。)
先日開幕二遊間を言ってしまった監督が、あっさり撤回し、「白紙や〜。」と言った。それはいいこと。

 そもそも昨年の実績から言えば関本選手が落とされる理由がわからん。1人の選手の単体としての評価でもそうだけど、関本選手の場合は競争相手の藤本選手でもできなかった(と書いてしまうが)2番を勤め上げ、赤星選手をして「2番が右打者だと走りやすい(おそらくキンケードを除く)。」と言わしめる結果となった。デレック・ジーターを目指せ!とは非常に大きいことだけど、右打ちの進塁打を心がけるチームバッティングは打線につながりを与え、チャンスメイクの大きな一因を担っていた。

 藤本選手は兵庫県の育英高校から大学に進学するが、腰痛で野球を断念し退学。後に専門学校に入学し、社会人デュプロへ。そしてドラフト下位でタイガースに入団し、ここまで這い上がるという経歴から雑草と呼ばれ、自由枠ルーキーの鳥谷選手と比較されまくり、その苦労に光が当たっている。

 一方、関本選手は奈良・天理高校から96年ドラフト2位で入団。1位は今岡選手、3位は濱中選手だった。恵まれた体格と天性の長打力で2軍で花開くが1軍では伸び悩む。実質97年からプロ生活が始まっているわけだから、昨年は8年目の開花だった。

 藤本選手の苦労、関本選手の苦労、それはそれぞれにあるはずでどちらが上とか下とか言うのはない。ただ1つ気になる点は、そのコメント。マスコミの注目や書き方もあるのだろうけど、藤本選手のコメントはどこか素直に受け取れない。なんちゅぅか、どこかスネてるって言うか。悪い言い方をすれば同情を誘いたいような。でも関本選手のそんなコメントは聞こえてこない。今日の記事のように前を向くコメントが多いと思う。

 関本は黙って開幕二塁目指す@デイリー

 「男は黙って・・・」というのは今の時代に合わないかもしれない。でもその潔さに惹かれることも事実。思わず悲壮な気持ちを言葉にしてしまう藤本くんよりも、潔さを背中に背負い前を向きつづける関本選手を、前向きにタイガースを応援したい僕は応援している。同じ前に進むにしても進み方ってものがある。

 僕は個人的に藤本選手よりも関本選手のほうを評価しているのでこう言った書き方になってしまうが、岡田監督もレギュラーを決めていないという今、藤本選手もこういった状況の今、関本選手には大きな追い風が吹いているはず。藤本選手も負けたくないなら、言葉を行動にもっともっと表そう。高いレベルの切磋琢磨をしよう。

 そして関本選手、それなら遠慮するこたぁねぇ!!思い切って行ってやれ!!昨年は目標だった開幕一軍を手に入れた。今年は開幕戦スタメンを手に入れよう!!

 『2番セカンド関本』を不動のものにするために。

| タテジマに想いを | 21:06 | comments(2) | trackbacks(0) |