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タテジマとファイブアローズに魅せられて

阪神タイガースはもちろん、Bリーグの香川ファイブアローズも応援中。
野球もバスケも素人目線です。お手柔らかに!
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打球が外野スタンドを40またぎぃ〜♪
 金本選手が更なる筋力アップに努め、今年は40本塁打を狙っている。金本 高らかに40発宣言!@デイリー

 昨年だって手首のデッドボールが無けりゃ40本だって不可能な数字じゃなかったけど、今年再び狙う決意を見せている。こいつは頼もしい。

 タイガースの選手が現時点で最後に40本塁打を記録したのは、86年のバース氏が最後。この年バース選手は47本の本塁打を打っているが、それ以上に話題になったのは打率.389という現在でも破られていない、後にイチローでも破れなかったシーズン最高打率日本記録だった。

 この頃の甲子園にはラッキーゾーンがあって、その当時の本塁打と今の本塁打を比べるには確かに球場の広さは違う。

 現在の甲子園にはラッキーゾーンが無く、深い左中間と右中間は甲子園独特のもので、それを味わいたいなら試しに他の球場の外野で観戦してみるといい。おそらくバックスクリーンが甲子園ほどよく見えない。

 甲子園では後ろを振り返る感覚でバックスクリーンを見るけど、他球場では横を向く感覚でバックスクリーンを見る。それだけ中間のふくらみが無いのだ。

 その広い甲子園を本拠地にして金本選手は40本を目指す。確かに以前に比べればボールは飛びやすい。バットの製法の改良もあっただろう。でも甲子園をホームにして、浜風の影響を受けやすい左打席で40本は非常に困難な目標だろうと思う。

 そういえば誰だったかは忘れたけど、「左打席の打者が甲子園でホームランを打ちたかったら、ライトスタンド最上段より低いライナーでぶち込めばえぇんや。」と言った方がいる(福本さんか門田さんだったと思うけど。)。そして金本選手ならそんな芸当が出来てしまうのではないかと期待してしまう。なんせ、アニキの打球が本当に速い!打球が高々上がるタイプのホームランを打つ選手、例えば桧山選手のホームランなら手を伸ばしてみたいけど、金本選手の打球に手を伸ばすと・・・怪我しそうだ。それほど凄い打球が飛んでくる。

 その昔、怪童と言われた中西太さんは守備についているショートがジャンプして捕ろうとしたくらいの低い打球がそのまま伸びてスタンドに飛び込んだという話がある。それと比較したくなるくらい、打たれるのが気の毒なくらいのボールが今年も『浜風』を切り裂いて“甲子園”のライトスタンドに飛び込む。(注1)

 球場の広さ、ボールの種類、そんなものより「スタンドに打ち込めばエェんじゃろ?(←広島弁、合ってますか?)」とでも言わんばかりの勢いを今年も見せてくれるだろう。

 移籍1年目、ヒーローインタビューで「浜風と仲良くしたい。」と言っていたアニキ。今ではすっかり浜風も友達気分だろう。

 甲子園はできたばかりの頃は多目的球場だったので、センターは120mなのに左中間と右中間はホームベースから130mあったという(週刊ベースボール1月24日号参照)。当然スタンドインのホームランはほとんど出ない。でもアニキがいたらもしかして・・・とも思ってしまう。

 年間40本塁打を甲子園で達成する姿、しかと今年はこの目で見たいものだ。

(注1)
 『』内は各球場に合わせて言葉を入れてください。“”内は球場名を入れてください。
 例:『スイッチで吹き始める逆風』を切り裂いて『東京ドーム』のライトスタンドに飛び込む・・・など
| タテジマに想いを | 19:47 | comments(0) | trackbacks(0) |