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タテジマとファイブアローズに魅せられて

阪神タイガースはもちろん、Bリーグの香川ファイブアローズも応援中。
野球もバスケも素人目線です。お手柔らかに!
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メジャーってか?
 井川くんがメジャーに行きたいと。。。夢として、目標として持つのはとてもいいけれど、今の時点では時期尚早ではないかと思う。

 日米野球では確かに巧く打たれたホームランもあったけど、今季の悪いときの勝負球が甘く入るというやつを見逃さないメジャーの打者にスタンドに運ばれている。140km/h台中盤から後半程度の球速、球種の少なさ、精密とはいえないコントロール、これではメジャーで通用するには足りないものに映る。

 野球は投手1人で勝てるものではない。でも井川くんは1人で試合を作ったこともあれば、独り相撲をとってしまった事も多い。

 昨年は20勝、今年も2桁勝ったけど、いみじくも星野SDがおっしゃった「あいつの勝ち星のうち、打線のおかげで勝った試合が何試合ある?」という言葉が僕が書きたい今日の記事を代弁してくれている。

 「試合を作れました。」というセリフが多かった今年だけど、少なくとも僕は試合を作れてはいないと思ったことが多い。同じ6回3失点でも、いきなり立ち上がりに3失点をして試合の流れを相手に持っていかれては僕は試合を作れたとはいえないと思う。チームの状況によって試合を作れたかどうかの内容は違ってくるはずだから。

 今年は甲子園開幕戦の中日戦や、終盤の広島戦で好投を見せた。でもシーズン中盤の時期には勝ち数と負け数が同じだったこともある。某新聞社系列のクレメンスファンの投手は守備に足を引っ張られながらも力投して試合を作りつづけた。嫌いな球団だけど、あれは認めざるを得ない。井川くんにもそうなってほしい。

 繰り返し書くけど僕は井川くんのメジャー行きは時期尚早だと思う。たしかに実力はあるし、実績もある。でもまだやるべきことをやっていない気がするから。野茂投手は国内では無敵だった。石井投手もヤクルトを日本一に導いた(よね?)。井川投手も沢村賞を受賞し、防御率タイトルも最多勝も奪三振王のタイトルを獲った。でもそれだけじゃないはず。それだけで成し遂げるものが無くなったわけではないはずだ。まだまだタイガースにいてやるべきことがある。それが何かは上手く言えないけれど、決してエースがいなくなるとか、勝ち星が逃げるとか言う次元の話ではなく、まだ覚えるものもあるし、付けなきゃならない実力もあるはず。

 今の時点でのメジャー挑戦がどの程度支持されるんだろう?どうせいくなら、タイガースを代表して快く皆に送り出されるくらいの選手になって欲しい。そしてチームも、井川くんを安心して送り出せるように投手を育てて欲しい。井川くんへの要求は高いけどそれを超えることが出来るはずだと思っている。
11.15
| タテジマに想いを | 18:17 | comments(0) | trackbacks(0) |









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