ヒロの気迫だ!カツオの勇気だ!Jも飛ぶ飛ぶ!高松ファイブアローズ(バスケの話)
この試合の2QT、やっとQTだけのリードを奪うことに成功します。連敗中は1つのQTすらリードできなくて徐々に点差を広げられる試合を繰り返していました。
スターターは土曜日と同じです。そして土曜日と同じように青森は高いところからプレッシャーをかけてくるディフェンスをします。これに1QTは苦労する。昨日の試合を経て対策は練られているのか?選手に伝えられているのか?と思わずにはいられませんでした。
しかしこうした立ち上がりが苦しい試合にあってチームを救ったのは生え抜きともいうべき菊池選手や山下選手でした。特に菊池選手はこの日シュートが大当たり。普段からディフェンスで気迫を見せてくれる選手でチームの精神的柱になり得る選手なのですが、この日はオフェンスでも。いや、「この日」と書いては失礼ですね。今シーズンは迷いなく自分が決めるという気迫でシュートを打っています。
山下選手もシューターでありながらゴール下に飛び込んでいくなど、得点への執念を見せています。
そして試合の流れを変えたのはカツオ選手がコート上に立ってから。ここからボールがハーフラインを越えやすくなったと思ったのは気のせいでしょうか?どうしても楯選手では対策をされていたように思えた青森ディフェンスがカツオ選手の登場で変わってきたというか。
このカツオ選手が今日は特に積極的にゴール下にドライブを仕掛けます。昨日は外だけでボールを回していた感がありましたが、コーチが試合後に語っていたハイ・ローを使ったプレイもあり、そしてゴール下にドライブしたカツオ選手からフリーの選手に出されるパスがゴールネットを揺らします。Jのアリーウープもありました。久しぶりにアリーウープを見た気がします。それほどボールが回っているようで回っていない試合が続いていました。
リードして前半を終えて、青森も立て直してくるであろう後半をどう戦うか?一時期引き離しかけますが追いつかれて3QTを終えます。この追いつかれ方が勿体なかった。残り1分30秒くらいの間に6失点じゃなかったですか?こうした極短時間に集中失点することを改善しないと。
この3QTで印象に残ったことが2つあります。1つは菊池選手のスリーポイント。苦しくなっているところでビシッとサイドラインから決めた直後、菊池選手が拳を強く握っていましたね。なんかこういう菊池選手、珍しいと思いました。
そしてニノ。3QTはインサイドでゴリゴリ押してシュートを決めた場面がありました。開幕から数試合、チームが好調だったときは外国籍選手が2人しかいなかったのですが、このときのニノはオフェンスではインサイドでゴリゴリ押してゴールに。ディフェンスでは相手のフェイクに引っかかって笛が・・・・・でしたが、インサイドで抜群の存在感を示していました。ここ数試合、チームが勝てない中ではインサイドで強気な姿を見ることが出来ていませんでしたが、それでもリバウンド数は多くなっているんですからこのときのプレーのようにもっと攻めてくれることを期待していますし、そうした意識づけをしてあげるべきです。
4QTは再びリードを許す時間が増えます。今節から復帰した米澤選手がマーリー相手に凄いディフェンスを見せて封じようとします。Jも得点への嗅覚が抜群なところを何度も見せます。ただ、ここで決めたい!というゴール下のプレーで決めきれなかったりしたことも事実。そして比較的高確率だったJのフリースローがこの日はちょっと決まらなかったり。アウェイ大阪戦の2試合目もそうだったのですが、フリースローの確率を上げることは今後の課題でもあります。
走るバスケ、ラン&ガン。これはコーチが就任した際に語った今年の高松ファイブアローズのバスケです(あとは育成型ってのも)。試合終了後に「今日は走るバスケをやった。」っぽいことを語っていたコーチ。この走るバスケをやった試合で長くコート上に立っていた選手が、昨日までのここ数試合、プレータイムを得られていなかったカツオ選手とJでした。なんか皮肉っぽく書いちゃったけど。この起用がコーチが考え直した結果であれば良いのですが。使えばやってくれるはずの選手たちなので。
更にはJについて4SPOでは「Jが入ってからの連携の意識が薄れている。」といったコーチのコメントがありました。これはどちらの意味に取れば良いのか分かりません。「Jがセルフィッシュだから連携が上手く行かない。」のか、「チームとしてJと連携する方法を模索中。」なのか。ただですね、セルフィッシュなだけで30得点できるか?という点では、カツオ選手との相性の良さもあるってことではないでしょうか?それにオフェンスリバウンドにもかなり積極的に飛んでいましたね。
ラスト1.2秒からのスローイン。受け取って放ったJのシュートは残り時間が終わってから手を離れていたもの。惜しかった試合であると同時に勝てる要素もあった試合だと思います。
ただなんていうか、久しぶりにSU-JIさんの熱のこもった4QTのMCを聞くことが出来ました(別に普段は冷めているというわけではありません。)。ブースターの声援も昨日よりも大きかったと思います。誰もが勝つことを望んでいます。そして誰もが選手と一緒に笑えることを望んでいます。
この試合で示すことができた「可能性」。それは「この程度で終わるような選手たちではない。」ということを含みます。
これから2週間、タフな遠征が続きます。秋田は強い、埼玉はセス・ターバー選手の爆発力を止めなければならない、ホームに戻って対戦する新潟も強い。年内6試合でどこまで結果を残せるのか?結果に導くことができるのか?そう、結果が欲しいです。
翼選手が復帰して、これでやっとチームの選手全員が揃って戦える陣容となりました。だからこそ、ここから再スタートです。そしてここから先は「試合に入る前の不利な理由」が無い戦いが幕を開けたということになります。選手に要求するだけではなく、コーチもフロントも一丸となって結果のために戦ってほしいと思います。そのために、今自分が何をすべきか?にベストを尽くして。
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なお、当面の間、サイドバーのコメント表示を非表示にしてあります。
スターターは土曜日と同じです。そして土曜日と同じように青森は高いところからプレッシャーをかけてくるディフェンスをします。これに1QTは苦労する。昨日の試合を経て対策は練られているのか?選手に伝えられているのか?と思わずにはいられませんでした。
しかしこうした立ち上がりが苦しい試合にあってチームを救ったのは生え抜きともいうべき菊池選手や山下選手でした。特に菊池選手はこの日シュートが大当たり。普段からディフェンスで気迫を見せてくれる選手でチームの精神的柱になり得る選手なのですが、この日はオフェンスでも。いや、「この日」と書いては失礼ですね。今シーズンは迷いなく自分が決めるという気迫でシュートを打っています。
山下選手もシューターでありながらゴール下に飛び込んでいくなど、得点への執念を見せています。
そして試合の流れを変えたのはカツオ選手がコート上に立ってから。ここからボールがハーフラインを越えやすくなったと思ったのは気のせいでしょうか?どうしても楯選手では対策をされていたように思えた青森ディフェンスがカツオ選手の登場で変わってきたというか。
このカツオ選手が今日は特に積極的にゴール下にドライブを仕掛けます。昨日は外だけでボールを回していた感がありましたが、コーチが試合後に語っていたハイ・ローを使ったプレイもあり、そしてゴール下にドライブしたカツオ選手からフリーの選手に出されるパスがゴールネットを揺らします。Jのアリーウープもありました。久しぶりにアリーウープを見た気がします。それほどボールが回っているようで回っていない試合が続いていました。
リードして前半を終えて、青森も立て直してくるであろう後半をどう戦うか?一時期引き離しかけますが追いつかれて3QTを終えます。この追いつかれ方が勿体なかった。残り1分30秒くらいの間に6失点じゃなかったですか?こうした極短時間に集中失点することを改善しないと。
この3QTで印象に残ったことが2つあります。1つは菊池選手のスリーポイント。苦しくなっているところでビシッとサイドラインから決めた直後、菊池選手が拳を強く握っていましたね。なんかこういう菊池選手、珍しいと思いました。
そしてニノ。3QTはインサイドでゴリゴリ押してシュートを決めた場面がありました。開幕から数試合、チームが好調だったときは外国籍選手が2人しかいなかったのですが、このときのニノはオフェンスではインサイドでゴリゴリ押してゴールに。ディフェンスでは相手のフェイクに引っかかって笛が・・・・・でしたが、インサイドで抜群の存在感を示していました。ここ数試合、チームが勝てない中ではインサイドで強気な姿を見ることが出来ていませんでしたが、それでもリバウンド数は多くなっているんですからこのときのプレーのようにもっと攻めてくれることを期待していますし、そうした意識づけをしてあげるべきです。
4QTは再びリードを許す時間が増えます。今節から復帰した米澤選手がマーリー相手に凄いディフェンスを見せて封じようとします。Jも得点への嗅覚が抜群なところを何度も見せます。ただ、ここで決めたい!というゴール下のプレーで決めきれなかったりしたことも事実。そして比較的高確率だったJのフリースローがこの日はちょっと決まらなかったり。アウェイ大阪戦の2試合目もそうだったのですが、フリースローの確率を上げることは今後の課題でもあります。
走るバスケ、ラン&ガン。これはコーチが就任した際に語った今年の高松ファイブアローズのバスケです(あとは育成型ってのも)。試合終了後に「今日は走るバスケをやった。」っぽいことを語っていたコーチ。この走るバスケをやった試合で長くコート上に立っていた選手が、昨日までのここ数試合、プレータイムを得られていなかったカツオ選手とJでした。なんか皮肉っぽく書いちゃったけど。この起用がコーチが考え直した結果であれば良いのですが。使えばやってくれるはずの選手たちなので。
更にはJについて4SPOでは「Jが入ってからの連携の意識が薄れている。」といったコーチのコメントがありました。これはどちらの意味に取れば良いのか分かりません。「Jがセルフィッシュだから連携が上手く行かない。」のか、「チームとしてJと連携する方法を模索中。」なのか。ただですね、セルフィッシュなだけで30得点できるか?という点では、カツオ選手との相性の良さもあるってことではないでしょうか?それにオフェンスリバウンドにもかなり積極的に飛んでいましたね。
ラスト1.2秒からのスローイン。受け取って放ったJのシュートは残り時間が終わってから手を離れていたもの。惜しかった試合であると同時に勝てる要素もあった試合だと思います。
ただなんていうか、久しぶりにSU-JIさんの熱のこもった4QTのMCを聞くことが出来ました(別に普段は冷めているというわけではありません。)。ブースターの声援も昨日よりも大きかったと思います。誰もが勝つことを望んでいます。そして誰もが選手と一緒に笑えることを望んでいます。
この試合で示すことができた「可能性」。それは「この程度で終わるような選手たちではない。」ということを含みます。
これから2週間、タフな遠征が続きます。秋田は強い、埼玉はセス・ターバー選手の爆発力を止めなければならない、ホームに戻って対戦する新潟も強い。年内6試合でどこまで結果を残せるのか?結果に導くことができるのか?そう、結果が欲しいです。
翼選手が復帰して、これでやっとチームの選手全員が揃って戦える陣容となりました。だからこそ、ここから再スタートです。そしてここから先は「試合に入る前の不利な理由」が無い戦いが幕を開けたということになります。選手に要求するだけではなく、コーチもフロントも一丸となって結果のために戦ってほしいと思います。そのために、今自分が何をすべきか?にベストを尽くして。
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