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タテジマとファイブアローズに魅せられて

阪神タイガースはもちろん、Bリーグの香川ファイブアローズも応援中。
野球もバスケも素人目線です。お手柔らかに!
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ヒット1本
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 9回裏。すでに試合は決まっていたかもしれない。でもここで打った1本がこれからの人生を変えるかもしれない。そんな予感に満ちた良いヒットだった。

 赤松も前進守備だったのか、それとも打った瞬間は前に出たのかテレビではよく分からなかったが、それでも2アウトで、それも前の打席で4番が三振して下手すりゃ自分で試合が終わってしまうかのような。そんな場面だったのだがよく打ったと思う。

 外のボールである。ストレートを続けるバッテリーに対し、外のボールをライト線へ強く振りぬいた。その分だけ打球が伸びたんだと思う。

 すでにプロ入り初打点は経験済み。でも甲子園では初めてのヒットで初めての打点。試合展開からは回ってこない打順だったかもしれないが、しっかり回ってきてしっかり結果を出す。これは誰にでも出来るものではない。守備や代打で捕手が出来る選手が他にいなかったので代打を出すわけには行かなかったという事情もあったが、今日のヒットは7年目を迎える苦労がなせる業だったのかもしれないのだ。

 9回に石川投手をリードした。決して構えたところに行ったわけではないが、無失点で抑えた。

 試合はといえば守備で雑なプレーや何か判断を誤ったかのようなプレーが今日も続出。打って勝つといえばそれまでだが、与えなくても良い失点を与えている事実は拭えない。

 チームの打撃は昨日も今日も多くの得点を挙げている。これで打撃陣を責めるわけにはいかない。やはり守備陣を見直すなり鍛えなおすなりをする時期である。じゃないと投手陣も可哀そう。って、こんなんキャンプ中にやっとけよ。

 最終回の攻撃は攻撃陣からの意地でもある。守備で脚を引っ張ってしまった。そのお詫びじゃないけどただでは終わらないという姿は打撃陣から投手陣へのメッセージと思いたい。

 そのトリを飾った小宮山選手である。思えば狩野選手も代打で出てきたひと振りで多くの出場機会を得ることとなった。小宮山選手だってそうなる可能性は充分である。

 1本のヒットで変わることもある。これからも出番自体は決して急増しないだろうけど1つ1つの場面で活きるはず。そんな希望のあるヒットだったのではないだろうか。


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| タテジマに想いを | 22:51 | comments(0) | - |