そんな顔して・・・(前半)
10月2日のエントリーで、御崎さんがコメントに記入してくださったアドバイスを参考に、上着とマフラータオル、そして寒かったらひざ掛けに、お尻が冷たかったらクッション代わりになると思い新聞紙を持参しました。おかげさまで特に寒さにやられることなく観戦できました。御崎さん、ありがとうございました。
あ、ちなみにこの日のスポーツ新聞の1面、静岡では全紙「三浦元社長自殺!」だったのですが、関西では当然のように「岡田(監督)辞任!」でしたね。
さて、ここからは書き方が切なくなるかもしれません。異論がある方はスルーしていただければと思います。
もしも不安なときに自分の信頼してくれて、背中を押してくれる人がいたらどんなに心強いでしょう。
もしも自分を信頼してくれる人がいなくなったらどんなに悲しいでしょう。
この日の朝、自分でも目を疑ったのが岡田監督の辞任でした。色々な解釈があるでしょう。でも私としては辞める必要は無かった。むしろなぜ?!という気持ちでした。
確かに2位になってしまいました。読売に抜かれましたよ。でもそれは監督だけのせいじゃないでしょう。そりゃチームの成績の責任は監督が負うものだと思います。ただ、今年の成績は監督が負うべき責任の種類なのかが自分の中で分からないんです。
補強は充分だったのでしょうか?特に新外国人。若手を使わないなんて言われたこともありますが、ファームの育成は万全だったでしょうか?もう若手とはいえないかもしれませんが、広大選手や林選手にチャンスを与えていましたよね。オリンピック期間中のフォローも充分だったでしょうか?そんなことを考えていると好き嫌いとか感情論を抜きにしても、本当に何故岡田監督が辞めなければならないのかが私には分かりませんでした。
球場に入り、席について練習している選手を見ます。なんかいつもとは表情が違うのが遠目からも分かるんですよ。本当に複雑で切ない表情の選手たちがグランドにいるんですね。それは周りに緑が多い夕暮れのスカイマークという景色からもそう感じたかもしれません。
なんかね、そんな顔して野球するなよ!!って気持ちになっちゃったんですよ。きっと私もそんな顔して野球観るなよ!って顔だったと思います。
これね、ちょっと下手な表現になっちゃうんですけど、岡田監督ってね、私が阪神ファンを始めてから入団時から見続けて阪神の監督になった初めての人だと思うんです。いわゆる“生え抜き”なんですよね。
ご存知の方も多いと思いますが、タイガースの監督は生え抜きの監督が多かったのは事実です。吉田さんとか、村山さんとか、中村さんとかですね。そして時々外の人を入れたりしました。これが野村さんとか現・星野SDとか、ドン・ブレイザーですね。でも俺は吉田さんとか村山さんの入団時は知らないので、本当に岡田監督には同じ時間を過ごした生え抜きの監督って感じがしていたんです。一方的な思い込みなんですけどね。
生え抜きの監督が強いタイガースの指揮を執るなんて凄く夢のある出来事だと思っていましたし、夢そのものだったかもしれません。だからその監督がこんなやめ方でいいのか?!って気持ちが凄くあったんです。相当の辞め方があるだろう!!って思ったんです。
話は試合に戻します。
この試合、岩田投手の2桁勝利、赤星選手の盗塁王、関本選手の規定打席をクリアした上での打率3割という記録がかかっていました。岡田監督が指揮を執る最後の公式戦であると同時にこれらの記録がかかっていたんです。
岩田投手、先頭打者を出すという悪さはあったものの要所を締めて6イニング1失点で粘ります。今年は自らの成績的には“貯金”ができなかったものの、来季へ大きな期待が出来る成績でしたね。岩田投手、2桁勝利おめでとう!!
関本選手は3割に到達しませんでした。でも関本選手がいなかったら今年のこの成績は無かったと思います。
赤星選手は走りました。三盗まで試みましたが残念ながらタイトルには届きませんでした。でも通算350盗塁という金字塔を打ち立てました。これからは1つ1つの盗塁が球団新記録です。俺にとっては今年の球団MVPは赤星選手だと思っています。
そして試合は勝ちました。確かにドラゴンズは既に調整だったかもしれません。でも出てくる投手全員が短いイニングのつもりで投げてくるという難しい試合を勝利で飾ることが出来たんです。
あ、ちなみにこの日のスポーツ新聞の1面、静岡では全紙「三浦元社長自殺!」だったのですが、関西では当然のように「岡田(監督)辞任!」でしたね。
さて、ここからは書き方が切なくなるかもしれません。異論がある方はスルーしていただければと思います。
もしも不安なときに自分の信頼してくれて、背中を押してくれる人がいたらどんなに心強いでしょう。
もしも自分を信頼してくれる人がいなくなったらどんなに悲しいでしょう。
この日の朝、自分でも目を疑ったのが岡田監督の辞任でした。色々な解釈があるでしょう。でも私としては辞める必要は無かった。むしろなぜ?!という気持ちでした。
確かに2位になってしまいました。読売に抜かれましたよ。でもそれは監督だけのせいじゃないでしょう。そりゃチームの成績の責任は監督が負うものだと思います。ただ、今年の成績は監督が負うべき責任の種類なのかが自分の中で分からないんです。
補強は充分だったのでしょうか?特に新外国人。若手を使わないなんて言われたこともありますが、ファームの育成は万全だったでしょうか?もう若手とはいえないかもしれませんが、広大選手や林選手にチャンスを与えていましたよね。オリンピック期間中のフォローも充分だったでしょうか?そんなことを考えていると好き嫌いとか感情論を抜きにしても、本当に何故岡田監督が辞めなければならないのかが私には分かりませんでした。
球場に入り、席について練習している選手を見ます。なんかいつもとは表情が違うのが遠目からも分かるんですよ。本当に複雑で切ない表情の選手たちがグランドにいるんですね。それは周りに緑が多い夕暮れのスカイマークという景色からもそう感じたかもしれません。
なんかね、そんな顔して野球するなよ!!って気持ちになっちゃったんですよ。きっと私もそんな顔して野球観るなよ!って顔だったと思います。
これね、ちょっと下手な表現になっちゃうんですけど、岡田監督ってね、私が阪神ファンを始めてから入団時から見続けて阪神の監督になった初めての人だと思うんです。いわゆる“生え抜き”なんですよね。
ご存知の方も多いと思いますが、タイガースの監督は生え抜きの監督が多かったのは事実です。吉田さんとか、村山さんとか、中村さんとかですね。そして時々外の人を入れたりしました。これが野村さんとか現・星野SDとか、ドン・ブレイザーですね。でも俺は吉田さんとか村山さんの入団時は知らないので、本当に岡田監督には同じ時間を過ごした生え抜きの監督って感じがしていたんです。一方的な思い込みなんですけどね。
生え抜きの監督が強いタイガースの指揮を執るなんて凄く夢のある出来事だと思っていましたし、夢そのものだったかもしれません。だからその監督がこんなやめ方でいいのか?!って気持ちが凄くあったんです。相当の辞め方があるだろう!!って思ったんです。
話は試合に戻します。
この試合、岩田投手の2桁勝利、赤星選手の盗塁王、関本選手の規定打席をクリアした上での打率3割という記録がかかっていました。岡田監督が指揮を執る最後の公式戦であると同時にこれらの記録がかかっていたんです。
岩田投手、先頭打者を出すという悪さはあったものの要所を締めて6イニング1失点で粘ります。今年は自らの成績的には“貯金”ができなかったものの、来季へ大きな期待が出来る成績でしたね。岩田投手、2桁勝利おめでとう!!
関本選手は3割に到達しませんでした。でも関本選手がいなかったら今年のこの成績は無かったと思います。
赤星選手は走りました。三盗まで試みましたが残念ながらタイトルには届きませんでした。でも通算350盗塁という金字塔を打ち立てました。これからは1つ1つの盗塁が球団新記録です。俺にとっては今年の球団MVPは赤星選手だと思っています。
そして試合は勝ちました。確かにドラゴンズは既に調整だったかもしれません。でも出てくる投手全員が短いイニングのつもりで投げてくるという難しい試合を勝利で飾ることが出来たんです。