【本日3本立て】 さぁ、ここから応援しよう 【長文】
土曜日はナゴヤドームで観戦してきました。ナゴヤドームに、そしてドラゴンズにどうこうってのは今回は無かったのですが、味方であるはずのタイガースファンに嫌なものを。。。。。見ちまったっていうか近くにいやがったって言うか。でした。
座った席は10列目のはずが行ってみたら前から2列目。いやぁ、近いなぁ。覚悟していたけどネットが!ネットがぁ!!ですわ。
で、試合はご存知のとおり、先制したものの取られまくって負けてしまったわけです。2回には早くもレフト側からメガホンが飛びました。まぁ、これはフェンスの手前で失速してグランドに落ちなかったのですが。(悔しいだろうけど投げるなって)
座った席は10列目のはずが行ってみたら前から2列目。いやぁ、近いなぁ。覚悟していたけどネットが!ネットがぁ!!ですわ。
で、試合はご存知のとおり、先制したものの取られまくって負けてしまったわけです。2回には早くもレフト側からメガホンが飛びました。まぁ、これはフェンスの手前で失速してグランドに落ちなかったのですが。(悔しいだろうけど投げるなって)
俺の前には黄色一色の「林選手ファン」がいました。でもあまりの試合展開に5回で帰ってしまいました。ちょっと早いなぁ。
左隣には酒を飲んでご機嫌にお怒りな方(推定50歳程度)がいらっしゃいまして選手にヤジを越えた罵詈雑言っていうか、何を言っているのか分からないことを名古屋弁の大きな声でおっしゃっていました。覚えている限りでは
「おまえらなんか名古屋に来るなぁ!」とか、「名古屋に遊びに来てんじゃねぇぞ!」とか、「おぃ、金本(時々関本、鳥谷)!!○▲◇□・・・(聞き取れないけど罵っていた)」。。。。。おっさんの隣にいる嫁も止めなさいよ。時々「金本ぉ!意地を見せろ、意地ぃ!」とおっしゃっていて、それはまともかな?なんて思っていたんですけどね。
さすがに酔っていらしたので俺も言い返すこともせず。っていうか同行者に止められ。でも相手がシラフだったら嫌だよなぁ。言い返しちゃうよね。
確かに名古屋でこれだけ負けたら頭にも来るでしょうけど、言っちゃいかんこともあるよなぁ。愛の無いヤジは聞き苦しいだけだし。あのねぇ、自分の住んでいる近くでタイガースが試合をすることがどれだけ幸せなことか考えて欲しいっすよね。恵まれてると思いますよぉ。地元にタイガースと戦う球団があるなんてうらやましいわけです。沖縄のファンや日本海側のファンなんて大変だと思いますよ。名古屋でやらないんだったら俺の地元(静岡)でやって欲しいですよ。そういう人って大勢いるはずですよね。確かに名古屋で負けっぱなしですけど数年前は横浜や神宮で負けっぱなしですから。あれ?日本全国で負けっぱなしか??
まぁね、それに比べたら・・・・・なんて言うつもりは無いですよ。当時と今では違いますから。でもね、勝ちっぱなしは難しいでしょ?負けるときはありますよ。逆になることだってあるんです。横浜やヤクルトに負けっぱなしだった時期があるかと思えば、今のように横浜には比較的勝てるようになった時期だってくるんです。今は中日が強いんだけどね。絶対にやり返すときが来ますよ。
ここ数年は過去に最下位の常連であったことを忘れさせてくれるタイガースです。2003年の快進撃を境に、タイガースファンだけどそれまでテレビだけで観戦していた方、タイガースに興味が無かった方たちが球場に行ってみようと思って足を運ぶようになった。こういう方って多いと思います。だから自分が観に行った試合でボロ負けしたら頭にもくるでしょうし、観戦日じゃなくても負けたら何か言いたいことがあるって方、とても多いと思います。
でもね、タイガースファンでいる凄い魅力って、俺は『時間の共有』だと思うんです。弱い時期、情けない時期、辛い時期、そういった時間をファンはチームや選手と共有しているんです。そこに魅力を見出せませんか?だから1つの勝利に熱狂できるんです。だから優勝で泣けるんです。チームを我が子のように思えるファンが大勢いるんです。俺が言いたいこと、伝わってますかね?
そういう時間を共有する覚悟。これは辛いことの方が多いと思います。以前の記事にもしましたがタイガースファンであり続けることは「優しく、強く」なければ難しいことです。勝った時だけ、強い時だけファンでいることは簡単です。ここ数年のタイガースは以前と変わってしまって好きじゃなくなった方もいるかもしれません。でもこれだってタイガースなんですよね。優しく強く、タフじゃなけりゃ続けられないのがタイガースファンです。
「なんでタイガースが好きなの?」ってよく聞かれるけど、そんなこと答えられるわけがないじゃないですか?!理屈じゃないんですよ、タイガースファンは。タイガースファンはタイガースに関しては損得勘定ができないんです。弱くても好き、強くても好き。勝っても好き、負けても好き@Tomaさん。タイガースファンであることが、自分が好きなものがタイガースであることが誇りなんですから。
負けた負けたといっても今年は現時点で2位です。シーズン当初から怪我人続出で、昨年優勝したから他のチームもタイガースをマークしている。それでも2位です。確かに優勝の望みはかなり薄くなりました。でもまだ何も終わっちゃいないです。終戦?笑わせるな!ですよ。例え6月の時点で最下位にいても「よっしゃ!明日から全部勝てば優勝や!!」って恥ずかしげもなく言えるのがタイガースファンってものじゃないかなぁ?と思います。というかですね、言っている人って結構いたし。だからまだ終わっていないんです。
もう一度書くけど、自分が観戦した試合で負けるのは嫌なものです。そうじゃなくても期待が大きかった分、失望も大きいでしょう。勝った時や調子の良い時だけ応援するのは簡単です。そうじゃない、負けてもタイガースが好きで、弱くても好き。試合によっては「今日も負けたけど、金本のヒットが見れて良かった。」なんて言えちゃうのもタイガースファンの良さです。そうなれとは言いませんし、そうならないに越したことは無いのですが、そういう気持ちになることができるのもタイガースファンだと思います。
勝った負けたに一喜一憂するタイガースファンにとってタイガースは単なる球団ではなく家族同然です。身内同然です。切っても切れない存在になっていると思います。もう『人間・阪神タイガース』なんです。しかも憎めない、愛すべき存在なんです。
どうしても罵声を浴びせたくなってしまうこともあるでしょう。でもそのまえに考えてみて欲しいんです。家族(心から好きな人)が失敗した、家族(大切な誰か)が苦しんでいる。そんなときに罵声を浴びせますか?励ましませんか?親身になって考えませんか?思わず声を荒げてしまう前にファンとして支えることが出来る素晴らしさに気づいて欲しいんです。タイガースにはそれがあるはずです。他球団どうこうじゃなくて、タイガースだからこそ持つことが出来る気持ちがあるはずです。
再度書きます。タイガースファンでいることは先ず優しく、そして強くなければ大変なことです。私たちがタイガースファンでいることは「タイガースと一緒に過ごす時間を共有」することです。それがどれだけ素晴らしいことかはファンである私たち1人1人がわかっているはずです。だからファンを辞められないんです。
もし「タイガースを応援してやっている」と思っている方、そうじゃないと思います。別に「応援させてもらっている」と謙(へりくだ)る必要も無いでしょう。私たちファンとタイガースは一緒に戦い、一緒の時間を共有しているんです。上下も優劣もなく、一緒にいることを幸せに思える存在なんです。さぁ、折れない心でここから応援しましょう。
阪神甲子園球場で流れる、不朽の名曲「六甲颪」の3番に歌われる歌詞は「輝く我等ぞ 阪神タイガース」です。我等の中には私たちファンも含まれていると私は信じています。
この文章を書こうと思ったきっかけは、観戦友達のブロガー、ムライさん(All about muraikun)の記事に影響されて書く気持ちになりました。ありがとうございました。
左隣には酒を飲んでご機嫌にお怒りな方(推定50歳程度)がいらっしゃいまして選手にヤジを越えた罵詈雑言っていうか、何を言っているのか分からないことを名古屋弁の大きな声でおっしゃっていました。覚えている限りでは
「おまえらなんか名古屋に来るなぁ!」とか、「名古屋に遊びに来てんじゃねぇぞ!」とか、「おぃ、金本(時々関本、鳥谷)!!○▲◇□・・・(聞き取れないけど罵っていた)」。。。。。おっさんの隣にいる嫁も止めなさいよ。時々「金本ぉ!意地を見せろ、意地ぃ!」とおっしゃっていて、それはまともかな?なんて思っていたんですけどね。
さすがに酔っていらしたので俺も言い返すこともせず。っていうか同行者に止められ。でも相手がシラフだったら嫌だよなぁ。言い返しちゃうよね。
確かに名古屋でこれだけ負けたら頭にも来るでしょうけど、言っちゃいかんこともあるよなぁ。愛の無いヤジは聞き苦しいだけだし。あのねぇ、自分の住んでいる近くでタイガースが試合をすることがどれだけ幸せなことか考えて欲しいっすよね。恵まれてると思いますよぉ。地元にタイガースと戦う球団があるなんてうらやましいわけです。沖縄のファンや日本海側のファンなんて大変だと思いますよ。名古屋でやらないんだったら俺の地元(静岡)でやって欲しいですよ。そういう人って大勢いるはずですよね。確かに名古屋で負けっぱなしですけど数年前は横浜や神宮で負けっぱなしですから。あれ?日本全国で負けっぱなしか??
まぁね、それに比べたら・・・・・なんて言うつもりは無いですよ。当時と今では違いますから。でもね、勝ちっぱなしは難しいでしょ?負けるときはありますよ。逆になることだってあるんです。横浜やヤクルトに負けっぱなしだった時期があるかと思えば、今のように横浜には比較的勝てるようになった時期だってくるんです。今は中日が強いんだけどね。絶対にやり返すときが来ますよ。
ここ数年は過去に最下位の常連であったことを忘れさせてくれるタイガースです。2003年の快進撃を境に、タイガースファンだけどそれまでテレビだけで観戦していた方、タイガースに興味が無かった方たちが球場に行ってみようと思って足を運ぶようになった。こういう方って多いと思います。だから自分が観に行った試合でボロ負けしたら頭にもくるでしょうし、観戦日じゃなくても負けたら何か言いたいことがあるって方、とても多いと思います。
でもね、タイガースファンでいる凄い魅力って、俺は『時間の共有』だと思うんです。弱い時期、情けない時期、辛い時期、そういった時間をファンはチームや選手と共有しているんです。そこに魅力を見出せませんか?だから1つの勝利に熱狂できるんです。だから優勝で泣けるんです。チームを我が子のように思えるファンが大勢いるんです。俺が言いたいこと、伝わってますかね?
そういう時間を共有する覚悟。これは辛いことの方が多いと思います。以前の記事にもしましたがタイガースファンであり続けることは「優しく、強く」なければ難しいことです。勝った時だけ、強い時だけファンでいることは簡単です。ここ数年のタイガースは以前と変わってしまって好きじゃなくなった方もいるかもしれません。でもこれだってタイガースなんですよね。優しく強く、タフじゃなけりゃ続けられないのがタイガースファンです。
「なんでタイガースが好きなの?」ってよく聞かれるけど、そんなこと答えられるわけがないじゃないですか?!理屈じゃないんですよ、タイガースファンは。タイガースファンはタイガースに関しては損得勘定ができないんです。弱くても好き、強くても好き。勝っても好き、負けても好き@Tomaさん。タイガースファンであることが、自分が好きなものがタイガースであることが誇りなんですから。
負けた負けたといっても今年は現時点で2位です。シーズン当初から怪我人続出で、昨年優勝したから他のチームもタイガースをマークしている。それでも2位です。確かに優勝の望みはかなり薄くなりました。でもまだ何も終わっちゃいないです。終戦?笑わせるな!ですよ。例え6月の時点で最下位にいても「よっしゃ!明日から全部勝てば優勝や!!」って恥ずかしげもなく言えるのがタイガースファンってものじゃないかなぁ?と思います。というかですね、言っている人って結構いたし。だからまだ終わっていないんです。
もう一度書くけど、自分が観戦した試合で負けるのは嫌なものです。そうじゃなくても期待が大きかった分、失望も大きいでしょう。勝った時や調子の良い時だけ応援するのは簡単です。そうじゃない、負けてもタイガースが好きで、弱くても好き。試合によっては「今日も負けたけど、金本のヒットが見れて良かった。」なんて言えちゃうのもタイガースファンの良さです。そうなれとは言いませんし、そうならないに越したことは無いのですが、そういう気持ちになることができるのもタイガースファンだと思います。
勝った負けたに一喜一憂するタイガースファンにとってタイガースは単なる球団ではなく家族同然です。身内同然です。切っても切れない存在になっていると思います。もう『人間・阪神タイガース』なんです。しかも憎めない、愛すべき存在なんです。
どうしても罵声を浴びせたくなってしまうこともあるでしょう。でもそのまえに考えてみて欲しいんです。家族(心から好きな人)が失敗した、家族(大切な誰か)が苦しんでいる。そんなときに罵声を浴びせますか?励ましませんか?親身になって考えませんか?思わず声を荒げてしまう前にファンとして支えることが出来る素晴らしさに気づいて欲しいんです。タイガースにはそれがあるはずです。他球団どうこうじゃなくて、タイガースだからこそ持つことが出来る気持ちがあるはずです。
再度書きます。タイガースファンでいることは先ず優しく、そして強くなければ大変なことです。私たちがタイガースファンでいることは「タイガースと一緒に過ごす時間を共有」することです。それがどれだけ素晴らしいことかはファンである私たち1人1人がわかっているはずです。だからファンを辞められないんです。
もし「タイガースを応援してやっている」と思っている方、そうじゃないと思います。別に「応援させてもらっている」と謙(へりくだ)る必要も無いでしょう。私たちファンとタイガースは一緒に戦い、一緒の時間を共有しているんです。上下も優劣もなく、一緒にいることを幸せに思える存在なんです。さぁ、折れない心でここから応援しましょう。
阪神甲子園球場で流れる、不朽の名曲「六甲颪」の3番に歌われる歌詞は「輝く我等ぞ 阪神タイガース」です。我等の中には私たちファンも含まれていると私は信じています。
この文章を書こうと思ったきっかけは、観戦友達のブロガー、ムライさん(All about muraikun)の記事に影響されて書く気持ちになりました。ありがとうございました。