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タテジマとファイブアローズに魅せられて

阪神タイガースはもちろん、Bリーグの香川ファイブアローズも応援中。
野球もバスケも素人目線です。お手柔らかに!
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甲子園は最高だったろ?
 伊良部投手との来年度の契約をしない。球団は判断した。阪神が伊良部に戦力外通告@デイリー 子供の頃からのタイガースファンがロッテとメジャーを経てタテジマに袖を通したのは平成15年度のことだった。

 「暴れん坊」、「チームを壊す」などと言われた彼だったが、その評判とは裏腹にチーム内に溶け込もうとし、他の選手とも積極的に言葉を交わした。

 スタミナ不足。夏場過ぎから勝ち星が消え、日本シリーズでは打ち込まれ、大きな負のイメージを負ってしまった。

 それは今年も変わらない。キャンプイン早々、飲み屋で喧嘩をやらかし、オマケに調整不足とケガ、意欲の欠如したプレーぶりと、ふてぶてしい仕草もそれは逆に強がりにしか見えないときもあった。

 2003年4月18日の対横浜戦。僕はライトスタンドにお世話になっている観戦仲間のJさんとSさんといた。そしてその試合、先発した伊良部投手は横浜先発のホルトと投げあい、9回まで3失点で試合を作る。試合中は2回も送りバントを決めた。

 伊良部に勝ちを!!そう思ったんだろう。選手会長(当時)の桧山選手の放った打球は、桧山選手初のサヨナラホームランとなって、浜風に乗りレフトスタンドポール際に消えた。

 お立ち台には先ず桧山選手。「やりました!!」と大声で叫ぶ。そしてアナウンサーの「この大観衆はいかがですか?」との問いかけに伊良部投手は続けて言った。「いやぁ、甲子園は世界一ですよ。」と。

 その世界一の舞台は、子供の頃から憧れた舞台は彼に今、何を語りかけるだろう。そして伊良部投手は甲子園に何を語るだろう。

 秋の日はつるべ落とし。秋の落ち始めた夕陽は速い。落日の豪腕は見たくなかった。しかしその時はきた。

 今、伊良部投手は何を思い、どこへ行くのだろう?でも、僕はもう1回彼に問いかけたい。「甲子園は最高だっただろ?」 もちろん、彼は「甲子園は最高ですよ!」と返事をしてくれると信じている。
10.5
| タテジマに想いを | 16:39 | comments(0) | trackbacks(0) |









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