【2本立て】 優しく強く、強く優しく 【T−コラム50作目】
「男はタフでなければ(強くなければ)生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない。」とは、ハードボイルドの巨匠『レイモンド・チャンドラー』がその作品の中で主人公のフィリップ・マーロウに言わせてセリフである。
この言葉に出会ったのは僕が中学生のときで、取り急ぎ彼の代表作である「さらば愛しき人よ」と「長いお別れ」を買ったが、内容が大人の内容なのでしっかりと読みきれずに今に至っている。そしてそのときはすぐにアガサ・クリスティーの「そして誰もいなくなった」に移った気が。。。
しかし冒頭のこの言葉、時代や背景が変わっても男心をくすぐるものだし、そうなれればいいなと思うことは日常でも多々ある。
実際、強さの無い優しさは「甘やかしている」だけだろうし、優しさの無い強さは「横暴」なだけだ。「優しさと強さ」この2つのバランスを保つことに僕は悩むことが多い。
でも実はこの言葉の中にもタイガースを応援するキーワードが隠されている。
以前にも書いたけど(こちらの記事)、僕は阪神タイガースを時々「人間:阪神タイガース」としてとらえている。
タイガースの歴史、それは「球団」というよりも関西に住むあまりにも人間臭い魂。たくさん感動させたかと思えば、たくさん失望させる。でも希望までは奪い去らずに次へつなげてくれる。タイガースが男であろうと女であろうと、その魅力を持った人が近くにいたら惹きこまれずにいられないくらいだ。じゃなければこれだけの長い間、人々を惹きつけない。
今年は2年ぶりの優勝争い。誰もが想像しない「2年」という短いスパンにおける優勝争い。「やられた!」・・・そうとしか言いようが無い。
何回でも優勝して欲しい。しかしこれほどまでにやってくれるとは!!このことでさらにタイガースに魅せられてしまっている自分を今年は強く実感した。
タイガースを応援する人たちだって、どんなに低迷しても、どんなに期待を裏切られても、それでもタイガースを愛してきた。それは「ファン」とか「見守る」とか「応援する」とか言うレベルなんてもんじゃないことは皆が知っている。
こうじゃなければ生きてゆけない。こうじゃなければ生きて行く資格が無い。冒頭の言葉は様々に形を変えて、それぞれの生活に入り込む。
「阪神じゃなければ生きていけない。阪神ファンじゃなければ生きていく資格が無い」なんていう人だっていると思う。そしてそう言い切れる人がいることが阪神タイガースファンを「虎キチ」と称する一因であると僕は思っている。
今年、タイガースは今まで受けた愛情を倍返しするくらいのドラマティックな季節を僕たちにくれた。
ならば今の僕が定義するタイガースファンの姿を冒頭のチャンドラーの言葉に置き換えてみよう。
「タイガースファンはタフじゃなければ続けていけない。タイガースへの愛がなければファンである資格がない」
一緒に歓喜に浸る日まであと少し。
M13点灯おめでとう!!このまま突っ走ろう!!
この言葉に出会ったのは僕が中学生のときで、取り急ぎ彼の代表作である「さらば愛しき人よ」と「長いお別れ」を買ったが、内容が大人の内容なのでしっかりと読みきれずに今に至っている。そしてそのときはすぐにアガサ・クリスティーの「そして誰もいなくなった」に移った気が。。。
しかし冒頭のこの言葉、時代や背景が変わっても男心をくすぐるものだし、そうなれればいいなと思うことは日常でも多々ある。
実際、強さの無い優しさは「甘やかしている」だけだろうし、優しさの無い強さは「横暴」なだけだ。「優しさと強さ」この2つのバランスを保つことに僕は悩むことが多い。
でも実はこの言葉の中にもタイガースを応援するキーワードが隠されている。
以前にも書いたけど(こちらの記事)、僕は阪神タイガースを時々「人間:阪神タイガース」としてとらえている。
タイガースの歴史、それは「球団」というよりも関西に住むあまりにも人間臭い魂。たくさん感動させたかと思えば、たくさん失望させる。でも希望までは奪い去らずに次へつなげてくれる。タイガースが男であろうと女であろうと、その魅力を持った人が近くにいたら惹きこまれずにいられないくらいだ。じゃなければこれだけの長い間、人々を惹きつけない。
今年は2年ぶりの優勝争い。誰もが想像しない「2年」という短いスパンにおける優勝争い。「やられた!」・・・そうとしか言いようが無い。
何回でも優勝して欲しい。しかしこれほどまでにやってくれるとは!!このことでさらにタイガースに魅せられてしまっている自分を今年は強く実感した。
タイガースを応援する人たちだって、どんなに低迷しても、どんなに期待を裏切られても、それでもタイガースを愛してきた。それは「ファン」とか「見守る」とか「応援する」とか言うレベルなんてもんじゃないことは皆が知っている。
こうじゃなければ生きてゆけない。こうじゃなければ生きて行く資格が無い。冒頭の言葉は様々に形を変えて、それぞれの生活に入り込む。
「阪神じゃなければ生きていけない。阪神ファンじゃなければ生きていく資格が無い」なんていう人だっていると思う。そしてそう言い切れる人がいることが阪神タイガースファンを「虎キチ」と称する一因であると僕は思っている。
今年、タイガースは今まで受けた愛情を倍返しするくらいのドラマティックな季節を僕たちにくれた。
ならば今の僕が定義するタイガースファンの姿を冒頭のチャンドラーの言葉に置き換えてみよう。
「タイガースファンはタフじゃなければ続けていけない。タイガースへの愛がなければファンである資格がない」
一緒に歓喜に浸る日まであと少し。
M13点灯おめでとう!!このまま突っ走ろう!!
お礼
「これでもコラムって言っていいのかなぁ?」と思って書き始めたのは2003年の秋でした。きっかけは友達のしんさんの個人サイトにそういうコーナーがあって、俺が書いてもイイのかな?って思ったから。
しばらくは連載のようにやらせてもらって、しんさんの勧めでブログを始めてからはこちらに移転しました。あそこで書かせてもらわなかったら、おそらくこのブログも無いと思うんです。しんさんには本当に感謝してます。
しかしまさか50も書けるとは思わなかったっすねぇ。今でもこんな文章でいいのかなぁ?って思うけど、書きたいことは終わらないんですよね。だってねぇ、魅力的だもん、タイガースって。
今回のを書く前に、以前の自分の文章を読んだんですけど、32歳〜33歳頃の文章が一番マシですわ、マジで。でも今のほうが書くのが速い。
今回のやつは今朝、チャリで職場に出勤する途中に考えました。で、昼休みにちょいちょいっとね。
こんなお目汚しの文章ですが、これからも時々書きます。すいませんが適当にお付き合いください。ありがとうございました。
「これでもコラムって言っていいのかなぁ?」と思って書き始めたのは2003年の秋でした。きっかけは友達のしんさんの個人サイトにそういうコーナーがあって、俺が書いてもイイのかな?って思ったから。
しばらくは連載のようにやらせてもらって、しんさんの勧めでブログを始めてからはこちらに移転しました。あそこで書かせてもらわなかったら、おそらくこのブログも無いと思うんです。しんさんには本当に感謝してます。
しかしまさか50も書けるとは思わなかったっすねぇ。今でもこんな文章でいいのかなぁ?って思うけど、書きたいことは終わらないんですよね。だってねぇ、魅力的だもん、タイガースって。
今回のを書く前に、以前の自分の文章を読んだんですけど、32歳〜33歳頃の文章が一番マシですわ、マジで。でも今のほうが書くのが速い。
今回のやつは今朝、チャリで職場に出勤する途中に考えました。で、昼休みにちょいちょいっとね。
こんなお目汚しの文章ですが、これからも時々書きます。すいませんが適当にお付き合いください。ありがとうございました。