タテジマとファイブアローズに魅せられて

　金沢とは開幕節で対戦。外国籍が２人だった金沢相手にこちらは２試合とも完敗しています。

　今日の試合、前半はフリースローを半分外す内容に。３点のビハインドで折り返していることから、フリースローの精度を高めれば十分にリードを保てた状況でした。

　後半はこれに加えてミスを連発。ターンオーバーは試合が終わってみれば２２という大きな数字に。パスミスも多く、それもイージーなパスをミスするというシーンの連続に、勝てないバスケを見せられた気がします。

　ＱＴごとにみれば、２，４ＱＴは僅差ですがリードで終わっており、１，３ＱＴという外国籍選手がコート上に１人になる時間帯でしっかり戦えていない結果となっています。

　金沢のスコアリングで中心となっているフィッツジェラルド選手を前半はよく抑えた方ですが、後半はやりたい放題やられています。開幕節同様、抑えるべき相手を抑えていかないと。

　カギを握るのは、やはり日本人選手。この試合からタクローが復帰。近ちゃんではなくミズキが遠征に帯同。さらに得点力を発揮してほしいところです。そしてタクローには徐々に戻してほしいですね。

　今シーズンのウィークポイントであり続けているＰＧですが、この試合でも苦しい展開に。ボールを持ちすぎ、相手に囲まれるシーンが多く見られた気がします。

　自らコートの隅の方に行き、そこで囲まれることで苦し紛れにパスをするというよりもボールを出すといった方が良いかもしれません。そこを相手に攻められてしまいます。数字に出ないミスなのかも。早く運んで真ん中から展開することも必要じゃないかな？と思いました。

　勝ち負けというよりもミスの連発で負けた試合だと思います。前日はバス移動７時間とか言っても、それは開幕で来てくれた金沢だって同じだったのではないでしょうか。

　勝ち負け以前にしっかり戦ってほしい。そんな試合だったと思います。