タテジマとファイブアローズに魅せられて

　この土日は実に良かった。メッセンジャー投手も岩貞投手も好投。金本監督が「投げさせたい投手の出番が無い。」と嬉しい悲鳴を上げるくらいになった。　

　この２試合、ほとんどを原口選手がキャッチャーとして出場。なかなか固定できないとか言われながら終盤に来て再びスタメンマスクというのは大きなアドバンテージじゃないか？と思っている。

　腰の故障歴が・・・と言われる原口選手。休ませながら、試合の途中から交代という場面もありながらの起用と言われるかもしれない。それを指して「タイガースはスタメンキャッチャーが固定できない。」と言われるかもしれない。でも、他所のチームだって１人のキャッチャーが公式戦全試合フルイニング守っているわけではない。タイガースがリーグ優勝した２００３，２００５年だって、矢野さんという扇の要がいながらも、全試合フルイニング出場だったわけではない。

　だからといって交代でというわけでもないのは承知している。先ずは「スタメンマスク」を誰が勝ちとるか？ということが大切なんでしょ？それは秋のキャンプからまた始まる新たな戦いなのよ。

　気がつけば・・・北條選手が１００安打。なんでも高卒４年目以内で１００安打した選手は少ないって書いてあった。掛布さんも含めて本当に少ないと。

　２位指名だったので、ここまでやるのは当然といえば当然。でも、右打ちにこだわっていたらしい北條選手に本来の姿を戻させた（らしい）掛布さんの功績がここでも輝いている。そして北條選手の努力も。

　沢山練習できるということは、これは鳥谷選手もきっとそうだと思うのだが体が丈夫な証拠。これはプロとして本当に大切なこと。

　高卒４年目ということは、同学年は大学生の場合は４年生。来季プロ入りする大卒野手とは（基本的に）同い年として競争することになる。

　気がつけばもうそんなになるのか・・・・・。この時期ならではの言葉である。






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