タテジマとファイブアローズに魅せられて

　というよりも！糸の切れた凧のような感じで定まっていないバスケだった気がします。これじゃどこにも勝てない。そう思いました。

　勝負どころをどこと見るか？は見解が分かれるところでしょう。私個人としては３ＱＴの攻防だったと思っています。

　このＱＴまでは逆転されても何とかできる点差でした。３ＱＴも入りは４〜８点差で推移します。ここで追いついておけば試合は分からなくなっていたはずなのですが、ここで高松の攻撃力が停滞してしまい、奈良のミスやターンオーバー、リバウンドを奪っても攻撃につなげることができません。

　いや、攻撃にはつなげるのですがフィニッシュにつなげることができませんでした。

　ラン＆ガンという走るバスケを標榜する今季ですが、走った先に何があるのか？それをチームとして見ることが出来ていなかった気がしています。

　では何が必要なのでしょうか？それは１にも２にも、日本人選手の得点力だと思うのです。ジャービスのペネトレイトにも更なるフィニッシュ力を期待したいところですが、それだけではなく、「こいつにボールを持たせたらヤバい！」という日本人選手の登場が何よりも望まれると思うのです。

　なかなかそういう選手に巡りあうことは難しく、契約やら入団も難しいと思うのですが、それでも自前で作るしかないと思います。

　リーグの強豪チームには、プレータイムの長短に関わらず、「持たせたらヤバい」選手がいます。例えば琉球の岸本選手、滋賀の岡ちゃん、クラッチタイムの浜松の大口さんなど、持たせたらヤバい選手がいるチームはそれだけで何かが違います。（高松の対戦相手しか詳しくなくて申し訳ないです。）

　こうしたフィニッシュ力をもっと持ちたいです。

　そしてディフェンス。何気に多く失点していませんか？開幕の浜松戦は良かったけど。

　年始は長期のバイ・ウィークを挟むのですが、下手するとそこまではこのような混迷した試合を続ける可能性があります。それを懸念しています。

　フィニッシュ力なのか、他にどういった課題があるのか？素人の私としては難しいことも分かりませんが、とにかく相手よりも１点でも多く点獲ってくれ！！としかいいようが無いかな？





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