タテジマとファイブアローズに魅せられて

　しっかり投げてしっかり打つ。それは勝つための一番いい形。でも多くの試合はそれができない。その一番いい形を今日の試合では出来たということだ。

　能見投手が語っていたとおり、中継ぎ陣は調子が上がらなさそうな中でも必死に投げてきている。その中継ぎ陣に休養を与える。自身が投げきることで与える姿、まさにエースというやつだ。

　藤井さんのリードもあったと思うが今日の能見投手は凄かった。ピンチでも三振を奪って無失点。ランナー背負った時の鬼気迫る投球は凄かったわ。

　打つ方で凄いといえばマートン選手。勝負強いし打つわ打つわ。振ったら全部ヒットになるんじゃねぇの？と思うくらいの打撃。ホームランとタイムリーで４打点。今日は１四球もあるので３打数２安打という扱い。凄いわ。

　他にもよく打ってるんだけど、良太選手のホームランやタイムリーが良かった。すっごく良かった。やはりこういう試合は先制がモノをいう。先制と追加点を挙げた良太選手の打撃はまさにヒーローインタビューにふさわしい活躍だった。

　あと印象に残ったのは大和選手の守備範囲。内野でもきっと活かされるであろう守備力。いつかは内野でも見たいと思いながらも外野手としてこの活躍を見るとやはり外野に欠かせない選手であることが分かる。

　投げても打っても守っても凄い。色々とタイガースの良いところを見せられた試合だった。

　これでカード勝ち越し。連勝も大事だけど、１つ１つの対戦カードを勝ち越していくことも大事。明日も油断せず、隙を見せず戦っていこう。