タテジマとファイブアローズに魅せられて

　中継ぎは心配。っていうか、１点ビハインドの８回は福原投手じゃなかったのか？と思うんだけど。

　さて今日の試合ではライトに田上選手を起用。日曜日の試合で見せた打撃と守備は高評価。それを逃さずに起用したのはベンチの変化だと思う。

　その田上選手、今日も結果をしっかり残した。特に素晴らしかったのは３打席目と４打席目。３打席目は久保投手相手に粘りまくってレフト戦にヒット。４打席目も粘って四球。相手に球数を投げさせるだけじゃなくてしっかり出塁したことが凄いじゃないか。打数が少ないので打率は冗談のようになっているけど、ここで使わなけりゃいつ使う？！というくらいの調子。できれば投手の左右にかかわらず使ってほしいけど、俊介選手も好調なんだよねぇ。嬉しい悲鳴ってやつだねぇ。迷うねぇ。

　打つ方は好調維持と見て良さそう。今日だって１，２番がきっちり出塁。こんだけ出てくれてなぁ・・・・・鳥谷選手がちょっと調子がなぁ・・・・・打ちあげる打球が多いのが気になる。ちょっと感覚が合わないのかもしれないね。

　それにしても凄いのはゴメスさん。３三振だったけどタイムリーも２本。そりゃできれば６回にたたみ掛けてほしかったけど毎打席ってのはさすがに無理。ただこの調子を維持していけばそのうち投手陣も復調するはず。

　勿体なかったのは最終回。ここまで結果を出していた田上選手がソーサの速球をバントしきれなかったこと。あそこで決めていれば関本選手の外野フライで・・・・・ということ。投手が与える不用意な四球も良くないけど、決めるべきバントはしっかり決めないと。特に田上選手は小技の成功率も要求されるタイプの選手なんだからね。

　負けちゃったけど今の打線、いいじゃないですか！若い選手が出塁して４，５番の助っ人外国人選手が返す。いいバランスだと思います。あとは６番打者が固定できるか、高いレベルで競争できればいいんだけど。

　そのためにも最終回、ここまで打席で苦戦している今成選手が選んだ四球。これを是非きっかけにしてほしいと思うところです。