タテジマとファイブアローズに魅せられて

　帰国時のコメントでは、マートン選手が微妙な感じでスタンリッジ投手は残留希望。これね、年齢的な点もあるのかな？って思ってみていた。

　３０代前半のマートン選手はメジャーに行くなら今の年齢がラストチャンスかもしれない。その点では悩む気持ちも分かる。守備的な面、走塁面では色々言われるけど、モチベーション次第ではどうにでもなると思う。だって来日１年目は１番打者でセンターを守ってたんだから。出来ないわけじゃないでしょ。

　スタンリッジ投手の場合は年齢的にも３０代中盤。ここから先を考えれば日本球界に残るという選択をしたって別に不思議ではない。

　今年は負け越したけど、それは貧打で負けたような試合もあって、防御率がリーグ３位というのは安定していた証拠である。ま、崩れるときはそういう内容になっちゃってたけどね。でも投球の幅は広がってきていたし、このまま退団するには勿体無いというのが本音。

　ただ来季のタイガース外国人選手についてはメッセンジャー投手とマートン選手の残留を優先事項として、大きいのを打てる４番打者とクローザー獲得が補強候補。そうなるとスタンリッジ投手はこれら契約交渉経過次第ってことになる。これも勿体無いなぁ。

　でも、スタンリッジ投手にもボイヤー投手にも、残りたいって言ってもらえるだけ幸せってもんだ。それが社交辞令でも、そう言ってもらえる球団になったんだなぁと思うと何となく嬉しい気もするのだ。