タテジマとファイブアローズに魅せられて

　結構チャンスはもらっていたんだと思う。２００４年あたりは江草投手が先発のときにマスクを被っていた記憶がある。肩は強いけど２塁への送球は・・・・・というイメージ。

　打つほうでは思い切りはいいけど、とりあえず初球に何でも手を出して凡退するイメージもあった。それは本当に狙っていたのか？ということは何回か書いた記憶がある。追い込まれるのが嫌だったのかな？

　外野手に転向後は、意外にと言っては失礼だが、守備に関しては赤星さんも褒めていたんじゃないか？赤星さんが現役時代の終盤に、怪我の様子を見ながら出場していたころは浅井選手がセンターだったこともあった。そういう点ではチャンスをもらうことは多かった選手だと思う。

　ただ年齢がね、３４歳で１軍と鳴尾浜を行ったり来たりは非常に使い辛くもなる。特に今年は右打ちの外野手では俊介選手が渋く存在をアピールすることに成功。大和選手の台頭もあった。来季は更にファームで４番も打っている一二三選手を使いたいと思う機会も多いと思う。そうなるとやはり年齢的にも判断されても仕方ないのかもしれない。むしろこの年齢まで１軍とファームを行ったり来たりでも残れる何かを持っていたんだろうし、チーム事情もそれが可能だったってことだ。そしてそれ以上の選手が出てきたから契約を終えるということになったんだと思う。

　ＣＳが終わり、トライアウトが１１月１０日に迫る中ではこの戦力外通告が今季の最終となる可能性がある。チャレンジするなら本当に頑張ってほしい。スッポリはまる場所さえあれば次の球団がある気がしている。事実、一部では元・阪神の吉野投手に、左の中継ぎで苦労しているタイガースが触手を伸ばすとも言われている。吉野投手だって３５歳なんだからね。

　そのトライアウト、静岡でやるんだわ。俺、予定が入っていて行けないよ。球場内外で選手を身近に見れると評判なのだが。