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タテジマとファイブアローズに魅せられて

阪神タイガースはもちろん、Bリーグの香川ファイブアローズも応援中。
野球もバスケも素人目線です。お手柔らかに!
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託す
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 背番号6の偉大な選手が引退した。甲子園で偉大な背番号6の引退を見るのは決して初めてではないし、泣くのかな?いや、泣かないでおこうと思いながらも結局は泣いた。

 「後輩に託す。」というセリフは和田さんも引退時に語っている。そしてその数年後に優勝をしている。今年は金本選手が「託して」引退。残った選手は移籍するにしてもしないにしても、タイガースに残る以上は託された使命を全うしなけりゃならん。

 返す返すも、こんな選手は2度と出てこないんじゃないか?という選手だった。打って走ってスーパースター。チームの手本であり、精神的な柱である。

 金本選手については今後、改めて振り返りたいと思うのだが、今日書いておきたいのはフルイニングを見れたことの幸せについてである。

 904試合連続フルイニング出場を記録してからの金本選手の出場というのは、1試合ずつが世界記録の更新だった。

 人が生きている中で世界記録の更新の場に立ち会えるなんて何回あるんだろう?おそらくほとんどの人は経験しないことだと思う。それを当然のように見せてくれた金本選手は本当に凄い選手だったと思うのだ。まずはその凄さを残しておきたい。

 今日の試合ではメッセンジャー投手が2ケタ勝利を達成した。能見投手も最多奪三振のタイトルでシーズンを終えた。できれば金本選手にも打点を挙げてほしかったけどそれは叶わなかった。でもこればっかりは仕方ないのかもしれない。最後の打席の前にチャンスを作ったのは金本選手への思い。その思いに応えようとして打席に入って真っ向勝負されて結果はキャッチャーフライだった。それも含めて金本選手のプロ野球人生だったんだと思う。

 お疲れさまという言葉だけでは足りない。ありがとうという言葉だけでもなんか足りない。でもなんていっていいか分からない。

 タイガースを変えてくれてありがとう。タイガースに来てくれてありがとう。でもそれだけじゃない気がしている。

 きっと今は無理して金本選手に贈る言葉を探さなくていい時期だと思う。きっとそのうち、金本選手への感謝の気持ちを表せる言葉は見つかるはずだから。



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| タテジマに想いを | 23:27 | comments(0) | - |