タテジマとファイブアローズに魅せられて

　岩田投手はこの試合も初回をゼロに抑える。すると味方が点を獲る。いいねぇ、こういう立ち上がりは実に気持ちいい。

　ただ３回に４連打・・・・・ま、不幸な感じもしましたが・・・・・２アウトからだったんでなんとか踏ん張って欲しかった。相手のサードのライアルとかいう選手のエラーもそうなんだけど、こうした場面で抑えることで凄みが増していくってのはあると思う。でも岩田投手を責めちゃイカンわな。

　しかしそれにしても敵ながらこの試合でライアルを最終打席直前まで使い続けた原監督は我慢強いっていうかなんていうか、それはそれで意図っていうか意思というか・・・・・は感じたわ。

　印象に残ったのは藤井選手のリード。８回はコバヒロさんが出てきたのだが先頭打者にはストレートが甘く入ってヒットを打たれる。これがまた、よくシングルヒットで済んだな！という甘さ。でもそのあとは変化球中心に配球を変えてコバヒロさんの調子を元に戻すことに成功した。結果１イニング無失点で終えることができたのはコバヒロさんが腕を振って投げることができるように戻ったことと、戻した藤井選手の功績だ。

　１イニング戻って榎田投手も凄かった。最初のサードゴロを新井さんが落ち着いて投げてファーストにショートバウンドｗｗ　これ、タイロン・ウッズだったら落としてたなｗｗ　と思う送球で１アウト。そしたらそのあとは２人続けて三振を奪う。もうね、「打たせなかったらエラーも無いでしょ？」と言わんばかりの（おそらく実際に言ってません）圧巻の内容だった。

　この試合はCSで観戦した。録画はBSでしたので、解説の違いを聴いてみるのも楽しいかもしれない。とりあえず金村の解説は肩の力を抜いて聞けるから良かったという。

　最後のお立ち台は今日も勝負強かったマートン選手。頼む〜！あと３年くらい残ってくれ〜！！と今日もテレビの前で叫んでみた。

　そのマートン選手がお立ち台で語った言葉で印象に残ったものが２つある。

　team baseball と　tomorrow is new day. の２つ。あとは　everyday win.　も言ったかな？

　この中で「tomorrow is new day.」は響いたなぁ。そうなんよ、今日勝ったことはチームにとってもとても大きなこと。チームの野球で勝ったこと、それは１人のミスや投手の失点も誰かがではなくてチームで取り返すこと。でも今日勝てたからといって明日も勝てるとは限らない。明日はまた新しい日なんだから新たな気持ちで戦って、毎日勝てるように継続することが大切。これは野球だけじゃなくて仕事でもそうなんだよな。

　なんか最後に野球の枠に収まらない大切な話を聴けた気がしたナイスゲームだった。