タテジマとファイブアローズに魅せられて

　東日本大震災の被災者には俺の親戚も含まれていて、昨日の大きな余震でまた心配が増えているのだが、元気な声を聞いて安心している。

　その中でスポーツが与える力は決して無視できないものがあると思う。

　プロ野球チームがある街は政令指定都市といわれる大きな都市である。こうした経済力の大きい都市で興行を行うのは地域経済の活性化に無関係ではない。

　反面、最近注目しているｂｊリーグに限っていえば県庁所在地のチームが多いが、中には違うチームだってある。それでも募金活動などでナントカしようと活動している。

　これだけ大きな影響力を持つプロ野球である。試合前に全試合で黙祷を捧げるのかもしれないが、募金活動だって全試合でやったっていい。それだけ被災地にとっては継続的な経済的支援が必要だ。

　野球をはじめとするスポーツの持つ大きな力。今年はこの国におけるプロスポーツのあり方が問われる年なんだと思う。

　信じる力。スポーツを通じて出来ることがあるはず。スポーツのファンとして出来ることがあるはず。そう信じている自分がいるし、信じさせてくれるスポーツがある。

　１年間応援する準備は出来ている。あとは準備を実戦で発揮するだけだ。それは観戦するファンとしての準備完了であるということだ。